ファミリービジネス(同族企業)研究をライフワークとする、星野リゾート代表の星野佳路氏と、「後継社長の育成」および「バトンタッチ」について考えます。東京大学の柳川範之教授とタッグを組み、星野代表が取材したケースを、柳川教授が解説。ダイナミックな世代交代をしやすいのが、ファミリービジネスの強み。若い経営者にバトンタッチした成功事例から、日本社会全体の課題である「マネジメント人材の育成」に対する処方箋も探ります。(写真=栗原 克己)
シリーズ
社長の育て方
3回
ジャパネット創業者、息子の主張に「おいおい、ちょっと待ってよ」
「いや、あなたにはまだ経験がないでしょ」と言っても、まっすぐに主張してくるポジティブさが、彼にはあった──ジャパネット創業者・髙田明氏が、息子との“衝突”を語る。聞き手は、星野リゾートの星野佳路代表。
ジャパネット社長、父との衝突を振り返る 「深夜残業反対」の根拠
「父にとって、会社にあるものは消しゴム一つとっても、会社のもので、社員は全員、自分の家族。そのために社員の時間もある意味、会社に帰属するように思えてしまったのかもしれません」──ジャパネット社長が語る。
[新連載]ジャパネットの事業承継 親子が衝突したら距離を120キロ離す
星野リゾート・星野佳路代表が、ジャパネットホールディングス社長兼CEOの髙田旭人氏にインタビュー。先代社長で創業者の髙田明氏となぜ衝突し、どう乗り越えたのか。経営者としての実力をいかに蓄え、父を納得させたのか。
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