年度末で忙しかった仕事が少しずつ落ち着いてくる頃。生活のリズムが乱れていて、なんだか変な時間にお腹が空いてしまうというのはよくあること。しかし、時間は深夜2時。軽く何か食べたいけれど、わざわざ着替えてコンビニに行くのも面倒。睡眠時間を割いてまで料理をするのも……。そこで、簡単に作れてほどよくお腹を満たし、良い睡眠を促してくれるお夜食3品をご紹介します!
1. ひじきのお蕎麦
材料(2人分)
- 生ひじき……1カップ(約90g) ※乾燥ひじきなら約10gを戻して使用。
- 鰹節……1パック(5g)
- 白いりごま……大さじ1
- ごま油……小さじ2
- みりん……大さじ1
- 醬油……小さじ2
- そば(乾めん)……200g
- 麺つゆ(3倍濃縮)……1/4カップ
- 水……3/4カップ
- 白いりごま(飾り用)……適量
作り方
- 大きめのフライパンに、ごま油とひじきを入れて中火で炒める。
- ひじきに火が通ったら鰹節と白ごまを加えてさらに炒め、みりんと醬油を加えて、1分ほど汁気がなくなるまで炒め煮にする。
- そばは袋の表示通りにゆでてざるに上げ、水気をよく切って器に盛る。②をのせて白ごまをふり、分量の水を加えた麺つゆを回しかける。
ひじきのカルシウム量はなんと牛乳の10倍以上!また、カルシウムには、気持ちを落ち着かせて良い睡眠を促す効果もあります。そばやひじきもお腹に優しく、カロリーが低いので夜食べても優しいですね。これで快眠間違いなし!
2. かつ丼風お麩丼
材料(2人分)
- 車麩(くるまぶ)……3枚
- 長ねぎ……1/2本
- 卵……2個
- 麺つゆ(3倍濃縮)……1/2カップ
- 水……1と1/2カップ
- ごはん……どんぶり2杯
- 万能ねぎ小口切り……適量
作り方
- 長ねぎは1cm幅の斜め切りにする。卵はボウルに溶いておく。
- 鍋に麺つゆと分量の水を入れて煮立たせ、車麩を鍋の上で食べやすい大きさに割って加え、長ねぎを加えて中火で煮て、味をしみ込ませる。
- 車麩に味がしみ込んだら、卵を全体に流し入れ半熟状の卵とじにする。
- ごはんをどんぶりによそい、③を汁ごとかけて万能ねぎをのせる。
深夜に丼ものが食べたいという時にはこれ。
とはいえ深夜にガッツリ食べると体重が心配ですよね。そこで、お麩(ふ)を使うことでカロリーもオフ……とまではいかないもののかなり控えめに。ねぎの風味とトロッとした半熟状の卵が、心もお腹も満たしてくれます。
まさに、あったかいんだからぁ~な一品!
3. 焼き野菜のカルパッチョ
材料(2人分)
- パプリカ(赤・黄)……各1/2個
- れんこん……1節
- 紫玉ねぎ……1個
- オリーブオイル……大さじ2
- 醬油……大さじ1
- 岩塩……少々
- フレッシュハーブ(あれば、ここではマーシュ)……適量
作り方
- パプリカ、れんこん、紫玉ねぎをそれぞれ約1cmの厚さの輪切りにする。
- 1. をグリルやオーブントースターで火が通るまでこんがりと焼く。
- 焼き上がったら皿に盛り、オリーブオイルと醬油を混ぜ合わせたものと、岩塩をかけ、ハーブを飾る。
冷蔵庫に残っている、水気の少ない野菜だったらなんでもOK! 塩は普通のものでいいけれど、岩塩を使うことで美味しさがアップします。
色も鮮やかなので、深夜の寂しさも和ませてくれる。
簡単なのに旨みがギュッと凝縮した一品。ハッピーな気分で眠りにつけます!
最後に
どれもお腹に優しくて、深夜に食べても次の日に胃もたれしない料理です。家に遊びに来ていた方と遅くまで飲んでしまった時などに作っても、きっと喜ばれるはず。お腹が空いたまま寝ては、食べ物の夢を見てうなされてしまうかも……。美味しい料理でほどよく満たして、いい夢を見てください。