嫌な汗出るわぁぁぁぁぁ
っていうグロ映画 “ファイナルデッドシリーズ”。
結構前からあるシリーズで、グロ映画好きなら一度は聞いたことある人多いはず。
救いようがない、キャラがほぼ全員死ぬ、ちょっとB級感ある作品。
最近また観ているのですが、見どころなど感想をお話ししたいと思います。
あ、ネタバレします;
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ファイナルデッドシリーズの概要と簡単なあらすじ
【ざっくりあらすじ】
何かの力がはたらき、若者たちが次々と “偶然の事故のような形” で残酷にグロテスクに死んでしまう話。
どんなグロかというと、SAWみたいな。
でも構成的にSAWよりエグいと私は思ってます。(心構えできないので)
これまで公開したシリーズ全作品は以下のとおり。
- 2000年:ファイナル・デスティネーション
- 2003年:デッドコースター
- 2006年:ファイナル・デッドコースター
- 2009年:ファイナル・デッドサーキット 3D
- 2011年:ファイナル・デッドブリッジ
- 2022年現在、新作が製作中らしい(ジョン・ワッツ監督)
※「ファイナルデッド」と記載のある類似作品がいくつもありますのでお間違いのないようご注意ください。
ファイナルデッドシリーズの見どころ
おもしろポイント、見どころを私視点でお話ししますね。
ネタバレします。
救いようがない、全員やられる
そう。この映画シリーズは、救いようがないんです…。
ちょっとB級感あるのですが、登場人物がほぼほぼやられます。
謎の力(死神的な)によって、身の回りの全てが凶器になるんですよね。設備や道具、あらゆる機械など。
シリーズによっては生き残るキャラもいますが、次のシーズンでやられてしまったり、ほぼほぼいなくなると考えた方がいいです。
私としてはテキサス・チェーンソー・ビギニングを思い出しました。あれもまぁなんとも悲惨な内容でして。
「え、全員死ぬとか知ってて観てもなんかつまんなくなりそう」って思うかもですが、ところがどっこい。
キャラごとのその死ぬ瞬間が巧みな方法のため、意外性に富んでいて、毎っっ回ドキドキハラハラさせられてしまうんです。
内容がアレなんで、これを面白いって言うのも違うかもですが、映し方が卓越しててですね。
死に方が最悪、残酷
例えばファイナルデッドブリッジでは、鍼灸院で針を刺していた男性が、最終的には置物の石のような重いもので頭を潰されて亡くなるんですが、映像が本当に悍ましいんです。
マジでソウみたいな、グロテスク。
鍼灸院なので、全身に針が刺されているわけですよ。なのに、うつ伏せに倒れてしまうし(=針が体に食い込む)火災になるし、身の回りの物が凶器になるんです。
で、普通舞台が鍼灸院となると「鍼でどうにかなるのかな?」って思うじゃないですか。でも結果的にはそう思わせてといて意外な物が凶器となって死ぬってパターンが多いのです。
だから観ているこちらは「くるぞ・・くるぞ・・」と身構えているのに、予想を裏切られて「えーーー!!!」ってなるんですよね。これ、他の映画ではそんな見かけないドキドキハラハラテクニックと思いませんか。
新体操選手がやられてしまったシーンでは、鉄棒から落下するのですが、着地に失敗して体がとんでもない状態になるわけです。
血飛沫がなくてもグロい映像なんですよ・・・・。
私は何度も眉間にシワが寄りましたし嫌〜な汗出ました。
毎回思うんですが、よくこんなシチュエーション思いつくなぁ・・・よく映像化できたなぁ・・って感じ。
グロい映画と言えばSAW(ソウ)が有名ですが、個人的には、ファイナルデッドシリーズはSAW以上って感じします。
というのも、SAWってあのグロ過激なシーンになるまで、心構えができるじゃないですか。
もちろんファイナルデッドシリーズも、先ほど説明したように「あ・・くるよくるよ」って心構えはできる。でも、直前まで怪しい伏線が散りばめられているので予測できないんです。故にハラハラ。
(そいや最近観たブライト・バーンもグロ要素ありました)
伏線がすごくて嫌な手に汗かく
そうなんです。伏線の映し方!
どんなものでも凶器になりうる映し方。
ちょっと先ほどの説明とも被りますが、グロいシーン直前の映し方が斬新なのです。
映像を見てもらうとわかると思うんですが、いろんな”凶器になりそうなもの”をあえてズームアップするんですよね。わかりやすく。「これが怪しいんですよ〜」みたいな映し方。
映し出される映像が凶器になることはわかっていても、 それらがどう組み合わさって襲ってくるかが全くわからないんですね。未知数。
どれも怪しく映って予想できない。
勘が鋭い人は予想できるかもしれませんが、”さっき映ったあの道具が凶器になるかと思ったら実はそれじゃなかった” ってパターンも結構あるので、先が読めずハラハラしてしまうんです。
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映像に若干の作り物感はある(CG感?)
シリーズを通して観たんですが、若干の作り物感はあります。
(そう思ってしまうのは、無い物ねだりかもしれませんが)
でも、それが唯一心の拠り所というか・・笑。
あまりにリアルすぎるとね、もう疲れちゃうんですよね。
若干の作り物感があることで少し安堵する。これは作り物、と思えるので。
古い作品なんかだと、今よりCGが発達してなかったのでしょうがないんですけどね。それでも日本よりクオリティ高い映像だけど。
作り物ってかちょっと、デジタルな感じ?不自然なところが少しはあります。
それよりも構成や映し方がすごいので、それでカバーできちゃうっていう。あの映し方、ほんとファイナルデッドシリーズならではって感じ。
このシリーズ観てると「うわ・・世の中の物全てが凶器になるんだ・・」とビビってしまいそうですが、幾つもの偶然が重ならないとああはならないので現実味はない。
けど、凶器自体はどこにでもあるようなものですので、ちょっと怖いですね。
葬儀屋ウイリアムについてはこちら
死神の存在を知っていそうな!?ウイリアムについての私の考察はこちらに書きました↓
SAWよりグロい映画はこれも
ファイナルデッドよりもグロい映画はこっち↓(私の中で不動のグロ映画第1位!)
そして、”ファイナル〜” のシリーズ最新作(6作目)
『#スパイダーマン』ジョン・ワッツ監督、ファイナル・デスティネーション第6弾をプロデュース!#ノーウェイホーム #ファイナルデスティネーション https://t.co/Ic7zcphcBP
— シネマトゥデイ (@cinematoday) January 12, 2022
ファイナルデッドシリーズの一番新しめの作品がファイナルデッドブリッジ。
それが2011年公開だったので、約10年経って2022年にファイナルデッドシリーズの新作が公開することがわかりました。
しかも有名監督が手がけるから面白さが倍増になるのでは!?とTwitterでも賑わっていますね。
私もこれには期待。
これまでのシリーズでもそこそこ面白く根強いファンがいるのに、やり手の監督が担当するなんて面白さが爆発するのでは!?!?!?
ということで、SAWよりエグイのでは?と私が思ったファイナルデッドシリーズの紹介でした。
このブログでは、他にもスプラッター映画まとめのページや、人体改造系のグロ映画まとめのページもありますので、ぜひあわせてご覧ください。