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OpenLaszlo(オープンラズロ)をはじめよう

OpenLaszloでmixiアプリの開発

第5回

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 オープンソースのRIA言語「OpenLaszlo」ではFlashやDHTMLなどを使ってアプリケーションを作成できます。また、外部Web APIなどと連携することも可能です。今回はmixiアプリの作り方を簡単なサンプルプログラムを通して説明します。

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はじめに

 本連載では、FlashやDHTMLによるリッチクライアントアプリケーションを作成できるOpenLaszloについて説明していきます。前回は、OpenLaszloでGoogleマップを使う方法について説明しました。今回は、OpenLaszloによるmixiアプリの作り方を、簡単なサンプルプログラムを通して説明していきます。

これまでの記事

対象読者

  • HTML、JavaScriptを使用した開発を行ったことがある方
  • Flashを使用した開発を行ったことがある方
  • OpenLaszloについて興味がある方

mixiアプリを作成するのに必要なもの

 mixiアプリを作成するには以下の条件を満たす必要があります。mixiアプリは、mixiのサーバーに配置するのではなく、外部のサーバーに配置して動作するようになっています。よって、外部に公開したWebサーバーを準備する必要があります。

  • mixiアカウントを取得している
  • mixiアプリを公開するためのWebサーバー

 今回の場合ですと、外部サーバー(自社サーバー等)にOpenLaszloでアプリを作成します。そのアプリをmixi側から呼ぶよう、mixiに登録することになります。

開発ライブラリ「flixi」

 mixiアプリはJavaScriptで開発することが多いようですが、今回はOpenLaszloのFlash機能を使ったサンプルを作りたいと思います。Flashを使ったmixiアプリの開発ではflixiライブラリが便利です。

 flixiは、Flashからmixiの OpenSocial JavaScript APIにアクセスすることできるライブラリで、株式会社シリアルゲームズから提供されています。このライブラリを使用することでオーナー・マイミク・コミュニティといった情報を簡単に取得できるようになります。flixiは、以下のURLからダウンロードできます。

flixi.swcの作成

 flixiは、ソースファイルで提供されているので、OpenLaszloから直接利用することができません。そこで、Flex SDKに含まれているcompcでソースファイルをflixi.swcにコンパイルして利用することになります。

 ダウンロードしたflixi012.lzhを解凍して、コマンドプロンプトを起動し、以下のように実行します。

C:\flex_sdk\3.3.0\bin\compc -include-sources .\ -output .\flixi.swc
flixi.asのコンパイル
flixi.asのコンパイル

 できあがったflixi.swcを、OpenLaszloのインストール先¥Server¥lps-4.3.0(インストールしたバージョンで異なります)¥WEB-INFに、flexlibフォルダを作成してこの中に入れておきます。

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この記事の著者

株式会社ドゥアイネット 前田慎治(マエダシンジ)

株式会社ドゥアイネットに勤務するプログラマーです。制御系から事務系まで様々な開発を経験し、現在はCurlやOpenLaszloを使ってRIAの開発を担当しています。OpenLaszloで開発した「スマートスケジューラー」http://www.dinss.jp/

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/4534 2009/11/06 14:00

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