2020年、かなりお勧めの配色本！デザイン時に必要となる配色のテクニックもよく分かる -配色デザイン良質見本帳
Post on:2020年1月10日
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はっきり言って、「かなりお勧め」です。
配色の本はたくさんありますが、配色の知識と実例を合わせて実践的に学べ、直感的にも理論的にも両方から配色を見つけることができる「配色デザイン良質見本帳」を紹介します。
配色例も豊富ですが、配色を使った実例も非常に豊富で、グラフィックデザイン、Webデザイン、プロダクトデザインなど、さまざまなデザインに活用できます。
本書は初めて配色本を手にする人だけでなく、他の配色本を持っている人にもかなりお勧めします。単なる色見本だけなく、色に対する感覚とそれを裏付ける理論の両方から配色方法を学ぶことができます。
学ぶだけでなく、色を見つけるためにも本書は役立ちます。
たくさんの配色と実例、直感的なイメージから、理論的な配色ルールから、見つけることができます。色相やトーン別の索引もあり、全ページが色に関する知の塊です。
Kindle版も同時発売。AmazonでKindle本ポイント還元キャンペーン（1/13まで）をやっているので、エントリーしておくとポイント還元されます。
ぱらぱら見て活用したい方には、紙版がお勧めです。直感で配色を探す時、理論で配色を見つける時、配色の知識を見ながら探す時、また紙質と印刷による色の出もかなりよい感じでした。
そんな紙面をキャプチャで少しだけ紹介します。
配色の基本
本書は、配色の基本、直感による配色、理論による配色、配色に悩んだ時のヒント、の4章構成です。配色の基本では、配色の基礎知識をはじめ、配色のテクニック、配色の効果などが詳しく解説されています。
配色の基本: 色が持つ効果
色には、イメージを伝達する効果、情報を見やすくする効果、があります。色が与えるさまざまな効果を理解することで、色が苦手な人にも色をうまく扱えるようになります。
配色の基本: 色を形作る三属性
色の三属性とは、色相・明度・彩度です。右ページのように、同一色相でまとめる、色の明度でメリハリをつける、色のトーンでまとめる、自然の配色を参考にする、といった配色は基本ながらずっと有効なテクニックです。
配色の基本: 配色によって起きる視差効果・錯覚
色を変えるだけで、印象が大きく変わります。また、色をどこに配置するのか、その面積比によっても、色の彩度や明度に変化が感じられることもあります。
例えば、テキストとボタンが並んでいて、同じ色を使用しているのに同じ色に見えない、ということはありませんか？
イメージから見つける配色
2章は直感で配色を探せる、イメージから見つける配色。本書には300点以上の高品質な画像が掲載されており、グラフィックデザイン、Webデザイン、プロダクトデザインなど、さまざまな配色を楽しめます。
イメージから見つける配色: お菓子のように甘い配色
イメージから見つける配色: 透明感を感じる配色
イメージから見つける配色: イラストが活きる配色
色相・トーンから見つける配色
3章は理論で配色を見つける、色相・トーンから見つける配色。色のセンスは必要はありません、デザインの初心者でも色の理論と数多くの事例から、ぴったりな配色を見つけることができます。
色相・トーンから見つける配色: 黄緑
色相・トーンから見つける配色: 紺
色相・トーンから見つける配色: ペールトーン、ライトトーン、ブライトトーン
色相・トーンから見つける配色: 黄x黒の2色配色
配色に悩んだ時のヒント
最後の4章はデザイナーが配色をどのようにコントロールしているのかがよく分かる、ヒントです。色をどのように決めればよいのか、まとまりを持たせるには、情報を整理したい、アクセントカラーや余白の使い方など、実践的なデザインテクニックです。
配色に悩んだ時のヒント: 色を決める手がかり3つのポイント
配色に悩んだ時のヒント: イメージカラーが決まっていてる時の色合わせのコツ
配色に悩んだ時のヒント: 色の破綻を防ぐために、色に役割を持たせる
配色デザイン良質見本帳の目次
- 配色の基本
- イメージから見つける配色
- 色相・トーンから見つける配色
- 配色に悩んだ時のヒント
配色デザイン良質見本帳の目次
本書はデザイナーである著者が、制作時に配色をどのようにコントロールしているのかをデザイナー視点でまとめたものです。配色の知識や見本だけでなく、実際にデザインする時に必要となる配色のテクニックが一冊にギューッと詰まっています。
献本の御礼
最後に、献本いただいたSBクリエイティブの担当者さまに御礼申し上げます。
当サイトでは随時、献本を受け付けています。
お問い合わせは下記よりお願いいたします。
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