障害の見せたくなかった妹を皆が称えた勝利の女神 とても重い障害のある小さな女の子をもつお母さんのお話です。女の子は生まれながらに重症心身障害を患い、ずっと寝たきりで、お母さんはその介護が大変でした。もうヘトヘトに疲れ果てます。しかも、親戚や近所からジロジロ見られたり、心ない言葉を浴びせられたりします。身も心も疲れ果てたお母さんは、この子を道連れに、という思いが頭をよぎったことが何度もあるといいます。 そんなときに、小学生のお兄ちゃんがスッと寄ってきて、お兄ちゃんはとても優しい子で、お母さんの背中をパッと支えてくれたというのです。そのお母さんは、優しいお兄ちゃんがいたからこそ、自分たちは今、やっ…