古代中国に発祥を持つ文字。本来、一字が一義を表すことだけを重視して表意文字としてきたのであるが、これは古代中国語の一音節が一つの意味を表す孤立語的な言語構造に由来するのであって、正確には音と意味両者を表記する表語文字である。
中華人民共和国では「Hanzi」、朝鮮半島では「Hanja」、ベトナムでは「Hantu」。英語圏では、「chinese character」または「Kanji」。
同じ字義の字であっても、新字体、繁体字、簡体字では簡略化されたり、点の向きが違ったりしているため、見た目には違って見える事もある。繁体字を使用する国同士でも、台湾と大韓民国との間でも、時に、異なる字体を使用することがある。
訓読み、音読み(呉音・漢音・唐音・宋音・慣用音)