AT&T ベル研究所でカーニハンとデニス=リッチー(K&R)が開発したプログラミング言語。高級言語のひとつ。日本ではJISにより「プログラム言語C」として規格化されているが、一般に「C言語」と呼ばれることが多い。B言語の次に作られたためC言語と命名された。B言語の前はA言語…ではない(BCPL)。ただしD言語というものはある。
基本的にはコンパイラ言語だが、インタープリタも存在する。
抽象度が低く、一般に実行速度は高速である。
移植性に秀でており、C言語で開発されたプログラムの出来が良く、プログラミング言語のデファクトスタンダードと言われた時期もあった。
ただ、ポインタ演算という独特の機能が初心者にとっては難解で、挫折する者も多い。
C言語はプログラマによりメモリ制御が可能な言語で、アセンブラと並んで特にハードウェア開発、ドライバ/ファームウェア開発、OS開発に適している。