英語がうまい人が続ける「ある習慣」、日本の英語教育の穴は簡単に埋まる〈再配信〉写真はイメージです Photo:PIXTA

「なぜ、日本人の英語は下手なのですか?」という相談をよく受けます。日本で学ぶ“受験英語”は文法重視で不自然な表現が多く、せっかく習得しても苦労することが多いのです。しかし、「ある習慣」を身に付ければ、日本国内で、世界で通用する英語力を育てられます。大人はもちろん、子どもたちには特に有効です。今回は「本物の英語力の身に付け方」について、5000人以上のバイリンガルを育ててきた経験から解説します。(TLC for Kids代表 船津 徹)
ダイヤモンド・オンラインで2022年7月30日に配信した記事を再配信する。

日本人が「英語下手」な原因は
低レベルな学校教育にある

「なぜ日本人は英語下手なのですか?」という質問をよく受けます。

 私はアメリカで学習塾を経営し、日本人、中国人、韓国人などアジアの子どもたちを、バイリンガル級の英語が話せるレベルになるまで教えています。その経験からわかりますが、日本人でも英語は身に付きます! 私自身も、帰国子女ではなく日本で生まれ育っており、実体験としても目の当たりにしています。

 日本人が「英語ができないDNA」を持ち合わせているわけではありませんので、ご安心ください!

 では、なぜ日本人は英語下手なのか?

 一番の原因は、「学校教育の目指すレベルが低すぎる」からです。

「学校教育のレベルが低いのなら、もう取り返しがつかないじゃないか」と思うかもしれません。しかし、「ある習慣」を身につけるだけで、英語学習の穴は埋まります。

 次ページからは、私が5000人以上のバイリンガルを育てる中で磨いた、「本物の英語力の身につけ方」を解説します。