9999とは、致命傷である。
概要
9998の次、10000の前の数、10進数の4桁で表せる最大の数。つまりは4桁のカウンターにおけるカンスト(カウンターストップ)の数である。
特にこの数が印象的なのは、ファイナルファンタジーシリーズでのダメージ表示であろう。FF1~FF7、およびFF9ではダメージ表示の最大値が「9999」、一方で主人公側の最大HPは9999が限界だったので、「9999」ダメージを食らうことは、すなわち死であった。敵に与えるダメージ表示の限界も9999だが、後半のボス敵などのHPは平気で5桁を超えてたりするのでそうそう死なない。どれだけ攻撃性能を上げてもこの数でカンストしてしまうのが何よりの難点。
FF8では一部の攻撃方法でのみダメージが4桁の壁を突破する。この場合の上限は「60000」。
さらに、FF10やFF12では限界突破という形で5桁のHP、5桁のダメージを実現できるようになる。
新たなカンストダメージは「99999」。
もちろん、4桁でカウンターストップになる他のゲームでも最大ダメージとしてこの数を見ることができる。中には味方のHP最大値が999なのに9999ダメージが出るゲームもあるから怖い。メギドラオンでございます。
転じて、様々な場面での限界ダメージを表すために「9999」は使われている。ニコニコ動画では「9999」などの数でHPを表すコメントを用いている動画がしばしば見かけられる。足元に出た白い文字はダメージ、緑色は回復、と瞬時にわかってしまったら、キミも立派なFF厨だ!
なお、FF13ではカンストダメージが"表記の上では"「999999」に引き上げられた。
実際には100万以上のダメージを与えることが可能な上、従来の最大値を超える10万以上のダメージも容易く出る。
ただし、敵のHPも雑魚ですら100万を軽く超えるので爽快感は薄いが。