一条蛍(いちじょう ほたる)とは、漫画『のんのんびより』の登場人物である。
概要
両親の仕事の都合により東京から引っ越してきた小学5年生である。
誕生日は5月28日であだ名はほたるん、分校の女子生徒の中では一番身長が高い。
東京との差にちょくちょく困惑している。
神から贔屓されたとしか思えぬ整った顔立ち、そして小学生らしからぬ身長と抜群のスタイルから、しばしば大人と間違われる。どのくらいかといえば、犬と散歩に出ると「奥さん、かわいいワンちゃんね」と言われ、電話に出ると「奥様ですか?」と尋ねられる程度である。コマちゃん先輩に誘われ出かけた際には気合を入れすぎたため東京から来たお姉さんと勘違いされてしまった。
ちなみに、新しい服を買うときは「子供服売り場」ではなく「婦人服売り場」。海に一人で歩いていると、たいていナンパされる。東京にいたころは、電車は女性専用車両に乗りなさいと言われていた。着物を着ると新成人に間違われる。初対面の人は、小学5年生だと名乗って冗談だと思われてなかなか信じてもらえない。
ちなみに、1年前までは年相応の容姿だったようで、どうやら1年の間に発育しすぎたようだ。
上下関係もちゃんとわきまえて礼儀正しく接しており、年上には必ず「◯◯先輩」「◯◯さん」と呼んで敬語を使う。年下のれんげは優しいお姉さんとして接している。
ちなみに、旭丘分校のメンバーで一穂のことを「先生」と呼んでいるのは彼女だけである。ちなみに、越谷卓は一言も発していないため何と呼んでいるか不明。
普段は大人びていて落ち着いているが、ウサギ小屋に閉じ込められて泣いてしまうなど年相応なところもある。自宅で家族だけになった時にも年相応のあまえんぼうな面やわがままさが見える。
また、こまちゃん先輩を愛しく思うあまり、自室には大量のこまちゃんぬいぐるみ(こまぐるみ)がある。すべて自作。ついには歩行式で音声付きの「メカこまぐるみ」というとんでもないものを作ってしまう。
両親の前での甘えん坊な素振りやこまぐるみの件は、さすがに友達に知られると拙いと考えているようで、隠そうとするあまりテンパったり、追い詰められてパニックになって奇行をおこなってしまうのが定番になっている。小鞠たちでなければ絶対おかしい奴だと思わているだろう。
裁縫が得意で、料理もある程度はできる。運動はあまり得意ではない様子。
しかし、腕相撲は夏海よりも強かった。
パニィッ!!
「ペチ」という名前の犬を飼っており、溺愛している。デモペチノガモットカワイイヨー。れんげからは「ひざかっくん」という名前を付けられた。