概要
羽島市 はしまし |
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基本情報 | |
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国 | 日本 |
地方 | 中部地方、甲信越地方 |
市役所所在地 | 岐阜県羽島市竹鼻町55番地 |
市町村コード | 20209-1 |
面積 | 53,66km2 |
総人口 | 64,870人 (推計人口、2023年4月) |
人口密度 | 1,209人/km2 |
木 | 貝塚伊吹 |
花 | 美濃菊 |
市長 | 松井聡 |
行政区画テンプレート |
岐阜県内では唯一新幹線駅のある自治体で、高速道路のインターチェンジもある。名前は両方とも岐阜羽島。
岐阜羽島と名乗る店舗名(○○岐阜羽島店など)がやたらと多く、岐阜羽島が地名のようになっている。また、羽島市内を管轄する警察署の名前も岐阜羽島警察署である。ちなみに、岐阜羽島とYahoo! JAPANやGoogleで検索すると羽島市の公式ホームページが上位にくる。
新幹線駅や高速道路のインターチェンジがあるなど、交通の便が良いためか岐阜県内では数少ない人口増加地域である。
旧尾張国に属していた地域であるため、名古屋文化圏であり、方言も名古屋弁が多い(ただし、岐阜県に属しているためか、名古屋弁と少しだけ異なる方言の岐阜弁となっている人もいる)。
スーパーマーケットやスーパーマーケット並みの品ぞろえとなったドラッグストアやコンビニが多く、競争が激しいために比較的安く食品や日用品が手に入る。また、会員制スーパーのコストコまであり、食品や日用品を扱う店舗数としてはかなりの充実ぶりである。
ほとんどの店舗が駐車場を用意しているなど、完全な車社会である。高速道路のインターチェンジがあるためか、コンビニを中心に大型トラックまで停められる広い駐車場を構えた店舗も多い。
交通
東海道新幹線の岐阜羽島駅や名神高速道路の岐阜羽島インターチェンジがあり、比較的交通の便は良いと言える。
鉄道
東海道新幹線を利用した場合、隣の名古屋駅まで10分程度の所要時間で行けるなど、驚くほど所要時間が少なくて済むが、料金がめちゃくちゃ高い(名鉄の倍程度)。
名鉄(羽島線・竹鼻線)が市内を走っているが、単線で各駅停車しか走っていないため遅い。また、名古屋駅方面に行く場合は笠松駅で乗り換えが必要となるなど、面倒である。また、羽島市役所前駅以外は無人駅で、全駅に自動改札がある。2001年に一部区間(江吉良駅~大須駅)がバス路線に転換され、廃線となった。なお、廃線となった区間の大半は架線や線路等の設備を撤去しただけで放置されているが、一部(旧中区駅付近)は道路になっている。
JR東海
名古屋鉄道
道路
高速道路を利用して名古屋方面へ行く場合、名鉄の所要時間よりも車のほうが短い所要時間となる事が多く、駐車場の確保ができない場合を除いて、車で行く人が多い傾向にある。
市民の移動手段が殆ど車となっているなど、完全な車社会である。そのため、店舗は駅前よりも大通り沿いに広い駐車場を構えて出店する傾向にある。なお、この傾向は岐阜県や愛知県などの近隣地域でも同様となっており、羽島市周辺地域における特徴と言える。
道路の新設や拡幅などが比較的多く行われる地域のため、年々道路事情が良くなっていく傾向にある。工事期間は年末から年度末に集中している事が多いため、この期間中は道路閉鎖や片側交互通行などになっていないか羽島市のホームページなどで確認し、渋滞などに巻き込まれないように注意が必要である。なお、木曽川に新設の橋をかける工事(仮称:新濃尾大橋)が進行中であるが、この工事は橋本体工事が冬季期間を中心に行われるのみであるが、橋周辺工事は年間を通じて進められている事もあり、この工事に関しては年間を通じて注意が必要である。
羽島市内には一般道の国道が走っておらず、愛知県と岐阜県の県境を跨いでいる岐阜県道・愛知県道18号大垣一宮線などの幹線道路も県道であり、現在架橋工事中の新濃尾大橋に関しても愛知県と岐阜県の共同事業として行われている県道である。
高速道路
主要地方道
地理
- 岐阜県の南部に存在し、一部を除き、東は木曽川、西は長良川に挟まれた地域で構成されている。
- 市の東側を流れる木曽川を挟んで愛知県と接している。
- かつては尾張国の領土であったが、木曽川が現在よりも西に流れていたものが、大洪水を起こして現在の流れとなり領土が川で分断された事をきっかけに、美濃国へ編入される事となった。その後、美濃国が岐阜県となったため、現在は岐阜県へ属している。なお、尾張国は愛知県となったため、美濃国へ編入されなかった場合は愛知県に属していたと思われる。
- 市の北部は市街地となっており、住宅や店舗も北部に集中している。南部は殆どが田園地帯となっており、住宅街となっている箇所も一部に存在するが、北部に比べると圧倒的に少ない。
その他
- 愛知県との県境に位置しているため、愛知県域局のテレビ愛知が普通に映る(そのためか、ぎふチャンを見ていない人が多い模様)。また、三重県域局の三重テレビも専用のアンテナを設置すれば見られるが、見られること自体を知らない住民も多く、見ている人は少ない。ちなみに、ラジオも愛知県や三重県の局が聞ける。
- ケーブルテレビ(岐阜市に本社があるシーシーエヌ)が市内全域で利用可能となっており、FTTH(光ファイバーサービス)での利用も可能である。なお、テレビサービスでは三重テレビがアナログ時代には配信されていたが、なぜか地デジでの配信が行われていない。
- NTTは西日本の管轄区域で、フレッツ光までのほぼフルサービスが市内全域にて利用可能である。
- 電話番号(アナログ電話基準)は、市外局番が「058」の岐阜地区に入っており、羽島市では「39」が追加され「058-39○-○○○○」の形となる。さらに細かく言うと、北部(管轄NTT局舎名:岐阜羽島)は「058-391~058-394」、南部(管轄NTT局舎名:羽島南)は「058-397~058-398」から始まる番号が割り当てられているようである。なお、058から始まる電話番号は羽島市周辺の愛知県から岐阜県に跨った広範囲での割り当てが行われているが、岐阜地区以外の市外局番は「058○」の4桁で、それぞれ別区域に設定されている。そのため、市内通話料金と言われる最低料金が適用されるか否かが分かりにくい。
- コミュファ光が市内の一部にて利用可能となっている(順次拡大中である)。
- 岐阜羽島インターチェンジの東側にて羽島市が企業誘致を積極的に進めており、多数の企業が進出している。なお、コストコも進出企業の一部であるが、羽島市への出店が正式発表された際はテレビや新聞などで大々的に取り上げられるなど、話題を呼んだ。
- 現在、岐阜羽島駅北西で行われている区画整理地区(駅北本郷土地区画整理事業)では、住宅から店舗などが同時期に相次いで建築され、役1年程度で田んぼだらけだった所が殆ど開発されると言った出来事があり、年末年始などの帰省で羽島市に帰ってきた人の多くが浦島太郎の気分を味わったと言われている。この開発の進み方は、さながらゲームのシムシティーのようで、道路の設置と地区設定をしたら…と言ったゲームの進み方に近い感じであったため、リアルシムシティーと例える人もいたようである。
- ガソリンスタンドが多く、価格競争しているおかげで安い。特に、インター周辺はガソリンスタンドが軒を連ねる激戦地となっており、他地域よりもかなり安い価格設定である。なお、地域最安値はコストコのガソリンスタンドである場合が殆どである。
- パチンコ店が多く、特に岐阜羽島駅周辺は複数店舗が近隣に固まった激戦地となっており、低貸玉専門店として、他店舗との差別化を図っている店舗もある。
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関連項目
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