ブルーベリー学園とは、ゲーム『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』に登場する学校である。
DLCの『ゼロの秘宝』後編の『藍の円盤』に登場する学園。姉妹校であるオレンジアカデミー/グレープアカデミーの主人公が交換留学生として訪れる。主人公が選ばれた理由は前編に登場した、ブルーベリー学園の生徒のゼイユの推薦もあったようだ。
校長はシアノ、教務主任はブライア。ただしそれ以上のネームドキャラクターの教師は登場しない。
イッシュ地方の近海海中に存在しており、エントランスロビーだけが海の上に突き出ている。海中に教室や寮、食堂などがある5つの棟が入っており、さらにその下に「テラリウムドーム」と呼ばれる広大な海中庭園が存在する。ポケモンシリーズに登場した学校の中では最大規模の設備と言っていいかもしれない。ちなみに海中にあるのは、テラリウムドームの動力源である資源開発プラントとの近接性を考えた結果らしい。
授業は他の学校と似た教室のほか、テラリウムドーム内でも行われる。「屋外教室」で説明をした後、課題が出されてドーム内で実践を各自で行い、課題を達成できなかった場合は宿題…という流れのようだ。
オレンジアカデミー/グレープアカデミーと比べると放任主義的な傾向が強い。バトル学に偏った授業内容や栄養価の偏った食堂メニュー、部活動(少なくともリーグ部)に顧問やコーチのような大人がいる気配がないなど、教育機関としては問題点も見られ、主人公が訪れたときはチャンピオンの暴走を誰も止められない状況となっていた。ただし学園全体が荒れているというほどではなく、それ以外には目立ったトラブルは見られない。
なお、イッシュ地方の近海にあることからか、BGMでは『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』のアレンジやフレーズが多く使用されている。
学園内でのポケモンバトルはダブルバトルが主流。特にバトル学に力を入れており、「ブルベリーグ」という生徒のランク付けも存在する。ブルベリーグで切磋琢磨してバトルを競い合う部活動として「リーグ部」もあり、特に上位4人の「ブルベリーグ四天王」はリーグ部で占められている。また、最近ではさらにその四天王をすべて倒したチャンピオンが誕生したようだ。
ストーリーを進めると、主人公がブルべリーグ四天王やチャンピオンに挑むことになる。留学生の参戦は前例がなく四天王の間でも意見が割れたが、チャンピオンの希望もあり参加することになった。
主人公はパルデア地方のチャンピオンであるため、一般生徒とのバトルは免除され、四天王への挑戦から始まる。四天王はパルデア地方のジムと似たような「チャレンジ」をした後にバトルとなる。相手のレベルは70後半程度だが割と強く、手持ちや立ち回りによってはこちらがレベル100でも苦戦する場合があるので注意。
学園の独自通貨として「BP」があり、「○○m移動する」「ポケモンを捕まえる」「ポケモンの写真を撮る」などの「ブルレク」を達成することで貯まっていく。学園内での食堂や購買ではBPしか使えないほか、四天王への挑戦にもBPが必要。
一方で、BPで他の部活動を支援してボールの投球フォームを増やしたり、リーグ部部室の壁紙を変えたり、BPとポケモンの「おとしもの」を入れると様々な道具が手に入る「どうぐプリンター」を設置したりすることもできる。また、『ゼロの秘宝』クリア後はBPを交通費として使い、特別講師としてパルデアのジムリーダーやオレンジアカデミー/グレープアカデミーの教師などを呼ぶこともできる。
ブルーベリー学園が所有する広大な海中庭園。中央のセンタースクエアから4方向にエリアが分けられている。4つのエリアは環境整備用の白いブロックによって区画されており、気候が全く異なる。
空は人工的に再現されており、外の時刻と連動して昼夜が移り変わる。また雨や雪などの天候の変化も発生する。
気候調整の結果、アローラナッシーのようなリージョンフォームのポケモンも見られる。ただしリージョンフォームでない原種を学園で進化させても原種のままなので、完全再現とまでは行かないようだ。
これ以外に、上部に吊るされた球体の「テラスタルコア」からエネルギーを放出しているため、テラスタル現象も発生している。テラスタルコアにはパルデア地方の結晶・土や、キタカミの里のてらす池の水が入れられている。
ドーム内にポケモンセンターは存在せず、セルフ回復マシンが設置されている。わざマシンマシンのほか、異様に品揃えが充実した自動販売機もあり、こちらは円で購入が可能。
各エリアには四天王が1人ずつ、環境整備用ブロックでできた「スクエア」と呼ばれる広場・拠点を持っており、サバンナエリアにはアカマツ、キャニオンエリアにはネリネ、コーストエリアにはタロ、ポーラエリアにはカキツバタがいる。
4エリアの境界となるドーム中央には「センタースクエア」があり、生徒の憩いの場となっている。また、ここでポケモンの意識とシンクロさせ、連れ歩いているポケモンを直接操作できるシンクロマシンを入手可能。
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最終更新:2025/01/27(月) 02:00
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