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スマートリング「RingConn第2世代」がMakuakeで先行予約を開始しました。現在の価格は32%オフの3万5725円から。
心拍数や運動の測定、睡眠モニタリングなどが行えるスマートリングは、日々の健康管理を手軽に行うには最適なデバイスです。スマートウォッチほど邪魔にもならないので、ずっと装着していられるというのもメリットです。寝るときにスマートウォッチを身に着けるのはちょっと……という人にもピッタリです。
今回、このRingConn第2世代を提供いただき、約10日ほど使ってみたので、どういった特徴があるのかも含め使い勝手などを紹介します。
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細くて薄いRingConn第2世代
Oura RingやGalaxy Ring、Amazfit Helio Ringなど、スマートリングが増えてきていますが、その中にあってRingConn第2世代の特徴は幅が狭いこと。指輪としては意外と大きいスマートリング。例えば、Oura Ringの幅は7.9mm、Galaxy Ringは7.0mm、Helio Ringは8mmとなっています。
これに対して、RingConn第2世代は6.8mmと小さめ(細め)。幅が広いと指を曲げたときに違和感が強くなりますが、RingConn第2世代は、その違和感を感じにくくなっています。
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また、厚みが均一ではなく、側面(隣の指が当たる部分)が薄くなっています(2.0mm)。これにより、指を閉じやすくなっています(ただ、これについては、多少厚みがあってもすぐに慣れます)。
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バッテリー持ちがいいのも特徴で、丸1週間経っても残量が35%ありました。実際の運用としては、ここまで長いと気が付かぬ間にバッテリー切れを起こしてしまうと思うので、毎日、あるいは毎週充電する習慣をつけたほうが安心です。
なお、充電ケースにもバッテリーが搭載されており、併用すれば150日間利用可能。ケーブル不要で充電できるので、充電場所に気を使わなくてもいいという利点もあります。
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本体はIP68防水防塵で、家事やシャワーなどでは装着したままでも大丈夫です。ただし、高温多湿な環境はNGとのことなので、入浴時やサウナなどでは外したほうが良さそうです。その間に充電するというのが忘れないでいいのかもしれません。
一般的な機能は網羅
RingConn第2世代の機能としては、以下のようなもの。
機能 | 項目 |
---|---|
24時間モニタリング | 心拍数、酸素飽和度、心拍変動、呼吸率、ストレスレベル |
睡眠モニタリング | 睡眠段階、睡眠時皮膚温度、仮眠 |
その他 | 歩数、消費カロリー、活動強度、睡眠時無呼吸モニタリング |
この辺りの機能は、どのスマートリングを使ってもほぼ横並びです。もちろん、精度の違いなどはあるのでしょうが、そもそもの「正確な数値」を知る手段がユーザーにはないので、なんとなく数値が高めに出る、低めに出る程度の違いでしかありません。正確な数値を知る手段があったとして、たとえば、正確には1万歩なのにスマートリングで計測した歩数は9000歩だったとしても大きな影響はないでしょう。
ある程度の期間データを蓄積していって、「最近歩いてないのでもっと動くか」「昨日の睡眠時間が短かったので、今日はゆっくりしよう」「昨晩の皮膚温度がいつもより高かったので注意しよう」といった感じで相対的な判断に活用するのが正しい使い方な気がします。
以下は、とある日の睡眠と活動ログをOura Ringと比較してみたもの。多少の差異はあるものの、誤差の範囲と言ってもよさそうです。なお、RingConnは右手薬指、Oura Ringは左手人差し指に装着していました。利き手かどうかによる数値の違いというのもあるのかもしれません。
Oura Ring Gen3 | RingConn Gen2 | |||
---|---|---|---|---|
睡眠時間 | 歩数 | 睡眠時間 | 歩数 | |
2月16日(日) | 6時間5分 | 13285 | 5時間40分 | 13064 |
2月15日(土) | 6時間5分 | 12934 | 5時間20分 | 12665 |
2月14日(金) | 6時間27分 | 3236 | 6時間43分 | 3599 |
2月13日(木) | 6時間40分 | 12748 | 6時間55分 | 13365 |
2月12日(水) | 6時間50分 | 10103 | 6時間40分 | 10357 |
2月11日(火) | 6時間30分 | 12358 | 6時間33分 | 15026 |
2月10日(月) | 5時間45分 | 13463 | 5時間48分 | 13394 |
アプリ上での表示は下記のような感じです。
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なお、アプリはAndoridとiOSに対応。Googleフィットとアップルヘルスと同期が可能です。Googleフィットではなく、ヘルスコネクトを使ってほしいところですが、今後に期待しておきます。
睡眠時無呼吸モニタリングに対応
機能が横並びだと言っても、RingConnならではの機能もあります。それが「睡眠時無呼吸モニタリング」です。もちろん、医療機器ではないので診断の根拠になるものではありませんが、「ひょっとしたら無呼吸かも」と感じたときに、とりあえず自宅で簡単にモニタリングできるのは便利でしょう。
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サイジングキットでサイズの確認を
ここからは購入時というか購入後の流れを簡単に紹介します。
まず最初に、サイジングキットが届きます。RingConn第2世代のサイズはUS6~14までで、10.5などの中間サイズはありません。装着する指によってピッタリなサイズが変わりますし、1日の中でも指の太さが変わるので、できれば24時間以上装着してサイズを確認することをお勧めします。
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指輪のサイズはわかっているので、まどろっこしいことはせずにすぐに注文したいという人もいると思いますが、スマートリングは内側にセンサーの出っ張りがあり、通常の指輪とは微妙にサイズ感が異なるので注意してください。
ちなみに、サイジングキットにはカラーサンプルも付属していました。色を選びやすいので、ぜひほかのスマートリングにも採用してほしいところです。
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健康管理に便利なデバイス
Oura Ringはサブスクリプション契約が必要(月額6.99ドル、約1061円)ですし、Galaxy RingはAndroidでしか利用できません。Amazfit Helio Ringはサイズが8/10/12しかないということで、AndroidとiOSに対応しており、サイズ展開も広いRingConn第2世代は意外と有力な選択肢になりそうです。
ただ1点だけ注意を。スマートリングをジムでのトレーニングのために購入したいと考えている人もいると思いますが、その用途ではお勧めしません。バイクやトレッドミルなどの有酸素系の運動だけなら構いませんが、ダンベルやバーベル、そのほか手を握りこむ必要があるマシンを使う場合、スマートリングが邪魔になります。こうした用途であれば、スマートウォッチのほうが適しているでしょう(こちらも、パワーリストやリストラップを使うときに邪魔になるのですが)。
ともあれ、Makuakeの先行予約は安く購入できるチャンスなので、スマートリングが気になっている人は、ぜひチェックしてみてください。