ローエンドモデル 【low-end model】 エントリーモデル / ベーシックモデル / basic model / バリューモデル
概要
ローエンドモデル(low-end model)とは、同じカテゴリーの異なる製品モデルの中で、機能や性能が最も低く廉価な製品のこと。個人向けの製品は初級者向けや家庭向けの製品となることが多い。同世代に複数の異なる価格帯のモデルが設定される場合に、最低限の機能や性能で、とにかく販売価格の安さを追求した製品を指す。特に、拡張性や付加的な要素を削り、基本的な使い方のみを想定した「割り切った」構成となっていることが多い。
初期投資額が少なくて済むため、初めてその製品を購入する初心者に適しているとされることが多いが、パソコンなどのデジタル製品では限られた性能や容量で快適に使用するためには技術的なノウハウが必要な場合があり、ある程度性能に余裕がある中級モデルの方が適しているという考え方もある。
これに対し、最も高価で性能や機能も高い製品は「ハイエンドモデル」(フラグシップモデル)、最上位と最下位の中間の価格およびスペックの製品は「ミドルレンジモデル」(ミッドレンジモデル/メインストリームモデル)という。
(2023.9.1更新)