株式会社アクアリーフ（以下：アクアリーフ）が提供するネットショップ向け業務管理システム「助ネコEC管理システム（以下：助ネコ）」は、同シリーズの「助ネコ受注管理」において、佐川急便の送り状発行機能とAPI連携した。

送り状発行に関する工数を大幅に削減

これまで、助ネコによる佐川急便の送り状発行作業には、以下の処理を行う必要があった。

◆助ネコから送り状の元となるCSVデータを出力する
◆佐川急便の送り状発行システム「e飛伝」にCSVデータを手動で取り込む
◆「e飛伝」側で送り状の印刷をする
◆「e飛伝」から伝票番号の入ったCSVデータを出力する
◆助ネコに伝票番号CSVデータを取り込む

今回、「助ネコ受注管理」と佐川急便の送り状発行機能がAPI連携したことで、助ネコの画面上から送り状発行のボタンを押すだけで、送り状の印刷画面が助ネコ上で表示され、そのまま印刷が可能となる。

さらに、伝票番号も自動で取り込まれるため、送り状発行に関する工数を大幅に削減させることに成功した。

※画像元：「助ネコ®受注管理」が、佐川急便との送り状発行機能をAPI連携で対応（株式会社アクアリーフ）

操作ミスによるヒューマンエラーの削減も期待

「助ネコ受注管理」は、複数のネットショップ及び実店舗の注文を一元管理できるシステムである。直感的なUIが特長で、メールの一括送信や運送会社との送り状発行システムとの連携、出荷の報告に至るまで、受注業務の効率化をサポートしている。

今回のAPI連携によって、送り状を発行するために「e飛伝」の管理画面を立ち上げる必要なく、助ネコのみで佐川急便の送り状発行が完結する。

送り状発行にかかる手間を省くと同時に作業時間の短縮、操作ミスによるヒューマンエラーの削減も期待できるだろう。

今後も助ネコは、EC事業者の業務の効率化、利便性を高める機能をリリースするとしている。事業者の業務効率化を実現させる存在として、今後の動向に注目したい。