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白いカラス

劇場公開日:

解説・あらすじ

人種問題を描くフィリップ・ロスのベストセラー「ヒューマン・ステイン」を「クレイマー、クレイマー」「プレイス・イン・ザ・ハート」のロバート・ベントン監督が映画化。98年の米マサチューセッツ州。名門大学の教授コールマンは、黒人学生への発言を人種差別だと批判されて辞職に追い込まれる。失意の日々を送る彼は、掃除婦フォーニアと出会って恋に落ち、誰にも言えなかった秘密を彼女に告白することを決意する。

2003年製作/108分/アメリカ
原題または英題:The Human Stain
配給:ギャガ・ヒューマックス
劇場公開日:2004年6月19日

スタッフ・キャスト

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映画評論

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映画レビュー

4.0邦題の「白いカラス」は見事

2025年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 講義の内容はギリシアの戦士アキレスだ。あたかもコールマン(ホプキンス)に自ら喩えるような展開ではあるが、バイアグラに頼らざるを得ない戦士アキレスなのだ。人種差別問題を彼の女性遍歴、過去(スティーナ)、現在(死亡した妻)、未来(不倫相手フォーリア)の関係を、秘密を告白するかどうかで見事に対比させて表現している。まるで小説「破戒」のように自分の素性をばらしてしまうかどうか、隠しとおすことの美徳と罪を観る者に問うているように思える。

 ストーリーの中心は、ホプキンスとキッドマンの二人がお互いの傷を優しく舐めあうかのような関係になるのだが、二人の展開にもっとサスペンス要素を取り入れてほしい。妻に逃げられた男エド・ハリスの狂気の沙汰を表現できていないこともつまらなくしている原因であろう。ゲイリー・シニーズは良かった(一瞬、ヴァル・キルマーかと思った)。

【2004年映画館にて】

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kossy

3.0見た。

2023年12月30日
PCから投稿

3点。
逃げた男女同士が心理的に自由になる。

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プライア

3.0意味がわからなかった

2022年7月24日
PCから投稿

観終わって解説読んでやっとわかった。前提知ってないとわからないことは受け合います。
観ている間は全くわからず、何が秘密なのか?何故怒ってるのか?何故ヒステリー起こすのか?の連続。解説読んでも、それはちょっと無理あるでしょ?ってカンジ。
つまり、いくらなんでもあの外見は、実子ではなく養子としか思えない。
最低点つけてる人が多いのもよくわかる。人に薦められる作品ではない。
でも映画の語り口はいいので、わからないわりに最後までまずまず観られましたけどね。

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越後屋

3.0物悲しい恋愛ものって空気感でした。

2021年10月24日
iPhoneアプリから投稿
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てけと2