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もうひとりの息子

劇場公開日:

解説

2012年・第25回東京国際映画祭で、最高賞の東京サクラグランプリと優秀監督賞の2冠に輝いたドラマ。兵役用健康検査の結果、両親の実子でないことを知ったイスラエル人の青年。出生の際の手違いが明らかになり、やがてイスラエルとパレスチナふたつの家庭のアイデンティティと信念とが、大きく揺さぶられる事態に発展する。根深い憎しみからの解放を描く。

2012年製作/105分/フランス
原題または英題:Le fils de l'Autre
配給:ムヴィオラ
劇場公開日:2013年10月19日

スタッフ・キャスト

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(C)Rapsodie Production/ Cite Films/ France 3 Cinema/ Madeleine Films/ SoLo Films

映画レビュー

5.0家族と周囲の温度差にも注目

2023年11月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

子どもの取り違え映画といえば結構何本かあるのだけれど、この作品が他と比べて特別なところは、パレスチナ人とイスラエル人というところだろう。

今、再び交戦状態に入ったことからも分かるように、関係はよろしくない。解決の可能性を探すことすら困難なほどこの問題は大きい。
極端な話、本作に出てくる家族は互いに敵同士であったのが、ある日突然家族になったようなものなのだ。

当人たちのアイデンティティの問題、家族同士、息子と息子、父親と父親、母親と母親、息子と父親、息子と母親、兄弟と、そして周囲と。無限にも思えるほどの組み合わせそれぞれに温度差、ドラマがある。
その多くにおいて、明白にされるわけではなくとも穏やかな融和に着地するところがいい。
つまり、メチャクチャ面白くて、メチャクチャいい映画なのだ。

パレスチナ人とイスラエル人、二つのアイデンティティを有した二人の息子は、事実を受け入れ、いがみ合いではない未来の可能性を示す存在に思えた。

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つとみ

3.5大きな分断 それでも人間は愛する

2023年2月2日
iPhoneアプリから投稿
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adamsmith

4.0イシュマエルとイサク

2022年8月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

2.5国籍、人種、環境、両親

2022年8月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

アイデンティティについて
日本人のあたしは滅多に考えない
が、これ難しいね…

役者陣がみな素晴らしい
美しい瞳の優しい人たち
どうぞ時間をかけて、みんなが家族になれますよう…

パレスチナの家庭で歌を唄い合唱になるシーン
とても感動でした!

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mamagamasako

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