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SING シング ネクストステージ

劇場公開日:

SING シング ネクストステージ

解説

「ミニオンズ」のイルミネーション・エンターテインメントが手がけ、誰もが知る名曲やヒットソングを満載して描いたミュージカルコメディアニメ「SING シング」の続編。コアラのバスター・ムーンが再建に成功した「ニュー・ムーン・シアター」は地元で人気となり、連日満席の活気にあふれていた。しかし、バスターには、世界的なエンタテインメントの中心地レッド・ショア・シティにあるクリスタル・タワー・シアターで新しいショーを披露するという、さらなる夢があった。そのためには、クリスタル・エンターテインメント社の冷酷な経営者ジミーのオーディションに通過しなければならない。どうすればジミーの気を引くことができるか考えたバスターと仲間たちは、伝説のロック歌手で、今は隠遁生活を送っているクレイ・キャロウェイを自分たちのショーに出演させることを思いつくが……。声優にはマシュー・マコノヒー、スカーレット・ヨハンソン、タロン・エガートン、リース・ウィザースプーンら前作同様の豪華キャストが集い、伝説のロック歌手、ライオンのクレイ役は「U2」のボノが務めた。日本語吹き替え版もバスター役の内村光良をはじめ、坂本真綾、斎藤司、MISIA、長澤まさみ、大橋卓弥、大地真央、田中真弓と変わらず、クレイ役で「B'z」の稲葉浩志が声優初挑戦した。

2021年製作/110分/G/アメリカ
原題または英題:Sing 2
配給:東宝東和
劇場公開日:2022年3月18日

スタッフ・キャスト

監督
製作
クリス・メレダンドリ
ジャネット・ヒーリー
製作総指揮
ダナ・クルピンスキー
脚本
ガース・ジェニングス
編集
グレゴリー・パーラー
音楽
ジョビー・タルボット
日本語吹き替え版音楽プロデューサー
蔦谷好位置
日本語歌詞監修
いしわたり淳治
日本語吹き替え版音響監督
三間雅文
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(C)2021 Universal Studios. All Rights Reserved.

映画レビュー

4.0今回のMVPはアイナ・ジ・エンドで。

2022年3月31日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 18件)
村山章

4.0キャロウェイの歌声にやられる

2022年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

『シング』はイルミネーションで一番好き。前作も良かったし今作も良かった。主人公バスターのドラマは前回で決着がついているので、今回は彼の掘り下げはないのだが、夢をかなえた後に次のステップで直面する苦労が描かれる。だれか一人が作品の主題を背負う感じではなく、主要キャラそれぞれに葛藤があり、ひとつのステージに向かってそれらが語られる。ショービジネスの厳しさといかがわしさが嫌味になりすぎない形で描かれ、夢の世界の情熱と上手くバランスが取れている。
キャロウェイのキャスティングが英語・日本語ともに豪華すぎてやばい。『I Still Haven't Found What I'm Looking For』を本物のU2、そして稲葉浩志に歌わせた時点で作品として大きな価値がある。本格的な歌唱を映画館の良い音響で聞けるのは至福の時間なので、映画館で観れて良かった。

コメントする (0件)
共感した! 22件)
杉本穂高

5.0「これが完結編ではないよね?」と思ってしまうほどネクストステージのハードルは高く、物語の落差が面白いミュージカル・コメディ・アニメーション映画!

2022年3月18日
PCから投稿

「SING シング」では、落ち目の劇場の支配人であるコアラのバスター・ムーンが、出演者を公募して劇場を立て直す物語でしたが、本作では“ネクストステージ”に進みます。
前作の「ゼロからの立て直し」も面白かったですが、本作では、地元での成功からスケールアップし「世界的に有名なエンターテイメントの聖地での成功」という夢を追いかけます。
このシリーズが人気である理由の一つに、実際に歌が上手い人をキャスティングしていることがあります。
前作同様ヤマアラシの少女でパンクロックギタリストのアッシュの声優を字幕版ではスカーレット・ヨハンソンが務めています。そして吹替版は長澤まさみで、2人とも非常に上手いのです。
さらに本作では、15年もの間、人前には出ていない伝説的ロックスターのライオンであるクレイ・キャロウェイという存在がカギとなっています。そのキャラクターにリアリティーを持たせるためアーティストグループでの「グラミー賞・世界最多受賞記録」を持つU2のボーカル・ボノが声優を務めています。ボノは声優も自然で、歌と共に安定感がありました。
一方の吹替版では伝説的ロックスターを、B'zのボーカリストである稲葉浩志が声優を初めて務めています。初声優ということもあり、やや会話の部分では浮いていると感じるシーンがあります。
ただ、「SING シング」シリーズの「肝」となるのは歌唱シーンです。特に稲葉浩志の歌唱シーンは圧巻で、字幕版よりも感動がありました。その意味では最高のキャスティングだったと思います。
また、新キャラのアイスクリーム売りのゾウ・アルフォンゾの声優をSixTONESのジェシーが務め、声優も歌も非常に上手かったりと、本作では適材適所のキャスティング・センスが上がっていると感じました。
さらにはミニオンズの「イルミネーション」作品だけあり映像も心地よい最高峰クラスで、文句なしの傑作です。

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共感した! 49件)
細野真宏

5.0作品力が強すぎて、字幕がいいのか吹替がいいのか判別できない傑作

2022年3月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

本作は、人間視点の動物キャラが存分に楽しめる上に、前作(SING シング)よりもパワーアップしている。
「夢を諦めない」と聞き飽きたはずのフレーズだが、ここまで行けるのかと素直に楽しめる傑作だった。前作の段階で十分満足していた分、続編がここまで良いとは想定していなかった。
様々な動物が人間の言葉を話す登場人物となっている設定が面白く、音楽へのこだわりも半端ない。
ストーリーにおいても、人間界あるあるを、動物が演じることでキャラクターの濃さが倍増。実写では表現不可能な物語に感銘を受けた。
当然のことながら、セリフと歌は人間。動物のキャラクターを尊重しつつも、人の声と楽曲が、見ている側の体全体に響き渡り心地よく、音楽の力を強く感じた作品でもある。
本作のみでも十分面白い映画ではあるが、前作を知っていると、益々テンションが上がる。

字幕版、吹替版はともに豪華なメンバーなので、どちらがおすすめとは言い切れない。
ただ、本作の世界観を一度に楽しもうと思うのなら、吹替版のほうが人物像が浮かびやすく、気軽に楽しめるのではないかと感じた。
とにかく楽しい作品なので、具体的な情報は入れずに、鑑賞後に感想を語り合ったり、一人で考えたりするのにピッタリな映画だ。

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共感した! 47件)
山田晶子

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