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劇場公開日 2023年8月4日 PROMOTION

マイ・エレメント : 特集

2023年7月24日更新

【物語が良すぎて公開後に口コミ・ミラクル大ヒット】
火と水、絶対に“相まみえない”2人が出会ったら…?
脚本・映像・キャラクターすべてが高評価の“奇跡”
【これこそ、“求めていた”ディズニー&ピクサー作品】

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火の女の子と水の青年。正反対の2人が出会ったらどうなる?

8月4日から公開されるディズニー&ピクサーの最新作「マイ・エレメント」は、そんな“もしも”の世界を題材にした作品です。舞台となるのは、火・水・土・風の4つのエレメント(元素)たちが暮らす街。「トイ・ストーリー」「リメンバー・ミー」などを送り出してきたディズニー&ピクサーらしく、今回もイマジネーションあふれる世界が広がっています(ピクサー史上最高の映像美、なんて評価もあるくらい!)。

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火と水という、絶対に触れ合うことができない2人の出会いが起こす奇跡を描く物語ですが、実はこの作品、現実の世界でもある“奇跡”を起こした注目作でもあるんです。映画.comユーザーの皆様に、このムーブメントが起こった理由は絶対に知っておいてほしい……! 本特集では、知れば必ず観たくなる本作の魅力をたっぷりとご紹介します。


【予告編】この世界では、違うエレメント(元素)とは関われない。

【“奇跡”の映画】興行収入“前週越え”は超良作の証──
いま、世界でものすごい勢いでミラクルヒット中です!

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アメリカでは6月16日から公開され、初週のランキングは2位に初登場。週末3日間で興収2900万ドルを突破しています。この数字だけを見ると落ち着いている印象ですが、公開後に批評家や鑑賞者の口コミであっという間に火がつき、今世界中でかなりすごいことになっているんです! 初週からの特大の盛り返しは、まさにミラクル。以下で詳しく説明します。

【“奇跡”その①】公開された各国で前週を上回る興行収入

公開後に口コミで評判を呼び、オーストラリアや韓国の興行収入は前週比約+40%という驚きの伸び率。その後もぐんぐんと数字を伸ばし、公開4週目にしてオーストラリア、韓国、ブラジル、ウルグアイ、ニュージーランド、ベトナム、チリ、イスラエルで前週比超えを達成しました。特に、韓国では公開後右肩上がりで毎週末興行収入を伸ばし、4週目にして最高の週末成績(前週比+14%)を記録するなど、世界中でミラクルヒット中なんです!


【“奇跡”その②】レビューサイトで高評価続々!

辛口で知られるレビューサイト「Rotten Tomatoes」では、公開後に92%(オーディエンススコア)という超高評価を獲得。観客の満足度を調査する「CinemaScore」でも、最高ランクのA評価を獲得し、観客から非常に高い支持を集めています。


【“奇跡”その③】多くの人々に響いたテーマ「これこそピクサー作品!」

さらに、どうしても伝えたいことがもう一つ。「モンスターズ・インク」「カールじいさんの空飛ぶ家」などで監督を務め、多くの名作を世に生み出してきたピート・ドクターが、本作について「これこそがピクサー作品です!」「どんな世代の人でも一緒に観に行けて楽しめる数少ない映画」というコメントを残しました。


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ディズニー&ピクサーはこれまでもさまざまな“もしも”の世界を描いてきましたが、描かれるのはいつも“私たち”に寄り添ったストーリーでした。ドクターの言葉通り、本作でも誰の人生にもある大切な出会いが描かれており、幅広い世代が共感できる普遍的なテーマだったからこそ、公開後に急スピードで口コミが広がっていったのです。

日本の観客にも、きっと同じように感じてもらえるはず。ぜひとも映画館でご覧いただきたいと思います。


【レビュー】実際に鑑賞→想像を遥かに超える満足度!
笑って泣いてキュンとして、圧巻の映像美に感服する

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本作がいかにすごいことになっているのかを紹介してきましたが、ここまで読んでくれた方は「とはいえ、本当のところどうなの?」と気になっているはず。このパートでは、本作を鑑賞した編集部員のレビューを通して、高評価された理由を検証しつつ、映画ファンもしっかり楽しめる3つの魅力をお伝えしていきます。


[検証①:ストーリー]勇気がもらえる!
キャラも良すぎ…彼氏にしたいNo.1が決まりました
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舞台となるエレメント・シティには、“違うエレメントとは関わってはいけない”というルールがありました。ファイアタウンに暮らす火の女の子・エンバーは、ある日、水の青年・ウェイドと出会います。火と水、下手したらお互いを消してしまう正反対の2人ですが、ウェイドとの出会いをきっかけにエンバーはファイアタウンの外に出て、彼女は初めて世界の広さに触れるなかで、自分の新たな可能性について考え始めます。そんななか、エレメント・シティを揺るがす事件が起きて……。

エンバーは、大好きな父の雑貨店を継ごうとしていましたが、ウェイドの柔軟な考えに感化され、“本当にやりたいこと”と向き合い始めます。しかし、店を継ぐことが自分の夢だと思っていたエンバーは、なかなかやりたいことへの一歩が踏み出せません。ウェイドに励まされ、時には意見をぶつけながらも、2人は心の距離を縮めていきます。

不安がりながらも、可能性を信じて歩き出そうとするエンバーの姿は、自分に自信が持てず迷うこともある私たちの背中をそっと押してくれます。鑑賞後には希望とほんわかした幸福感、そして、恐れずやりたいことに挑戦してみようと思える勇気をもらいました。

そんなエンバーと出会うウェイドは、個人的に特別なキャラクターに……恥を忍んで書かせてもらうと、“彼氏にしたいキャラクターNo.1”になったほど大好きなキャラクターになりました。エンバーがネガティブに感じていることをポジティブに言い換えたり、すべてを包み込んでくれるような広い心を持っていたり。正直、書ききれないほど好きなところがあるので、とにかくたくさんの人に映画館でウェイドに出会ってほしいです。涙もろ過ぎるところもかわいいポイントの一つ。ウェイド、現実世界にも存在してほしい……。


[検証②:テーマ]違うエレメントと関わっていけないのはなぜ?
すさまじい完成度の脚本に、背景を知れば知るほど、心を揺さぶられる
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検証①では、違うエレメントと関わってはいけないというエレメント・シティのルールを紹介しました。一体なぜこんなルールが? 若い頃にエレメント・シティに移住してきたエンバーの父・バーニーは、シティのはずれに店を開き、火のエレメントたちにとって社交場のような店を維持してきました。過去には先に定住していたエレメントたちに対して肩身の狭い思いをした経験があり、それゆえにエンバーは父から「ほかのエレメントと関わることを禁止されている」のです。

このエピソードには、メガホンをとったピーター・ソーン監督の亡き両親の経験が色濃く反映されています。ソーン監督の両親は、韓国からニューヨークへやってきて食料品店を開きました。リスクや犠牲を背負いながらも、大都会で奮闘したすべての人々、特にソーン監督の両親世代への感謝を込めた物語でもあり、鑑賞中に自分の家族に思いを馳せるとぐっとくるテーマでもあります。

……こうして書くとちょっと難しい話なのかなと思うかもしれませんが、ご安心を。背景を知ると深いテーマが隠れていますが、これは理解すればより楽しめるポイントの一つであり、映画のなかで押し付けがましく描かれるものではありません。心躍るようなエンターテインメント作品にこのテーマをさりげなく潜ませたのは、ディズニー&ピクサーだからこそできた匠な技と言えます。


[検証③:映像]イマジネーション全開!
“ピクサー史上最高”の評も完全同意の映像美&世界観に圧倒される
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舞台となるエレメント・シティの美しさも、本作を語るうえで欠かせない重要な要素です。大きなスクリーンにエレメント・シティが映ったとき、思わず「うわぁ」と声を上げそうになったほど、カラフルで美しい世界に圧倒されます。

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独創的な建築物の数々、水の上を走る電車。エンバーとウェイドが夜にデートをするシーンでは、昼のエレメント・シティとは全く違う表情を見せていることに驚きました。気球に乗った2人がシティを周り、幻想的な映像にはうっとりするはずです(こんなデートがしたいという理想が詰まったシーンでもあります!)。

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火・水・土・風、それぞれの特徴や能力を反映した街並みも魅力的で、暮らし方もさまざま。エンバーは火の特性を生かしたガラス細工が得意で、ガラスを自在に扱って完成させた作品の美しさにも見惚れます。感情を表しているような火の揺らめきや、ウェイドを中心とした水の描写のクオリティーも、こんなにすごいのかと本気で鳥肌が立ちました。“ディズニー&ピクサー屈指”と言える過去最高級の映像表現は、絶対に劇場で体感してほしい……!


【結論】エンドロールも特別な体験になる“超良作”
今年の夏、この奇跡を絶対に映画館で体感して!
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最後に特筆しておきたいことがもう一つ。日本版エンドソングで流れるSuperflyの楽曲「やさしい気持ちで(マイ・エレメント ver.)」も最高だったんです! エンバーとウェイドにぴったりな歌詞を聞きながら思い浮かべたのは、自分にとっての大切な人の顔でした。その人との宝物のような出会いを思い出し、最後まで本当に幸せな映画体験となりました。

今年の夏、映画館でたくさんの人に同じ気持ちになってほしい……そんな願いを込めて、この特集を締めくくります。

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