橋本一
新潟出身。高校の文化祭で自主映画を制作したのを機に映画監督を志し、日本大学芸術学部映画学科に進学する。90年に東映に入社、京都撮影所に配属される。助監督として澤井信一郎監督「福沢諭吉」(91)や降旗康男監督の「藏」(95)など文芸作品に携わった。97年、TVドラマ「御宿かわせみ」で監督デビューし、「相棒」シリーズ(03~)などの刑事ドラマや、スペシャルドラマ「白虎隊」(07)といった時代劇を多数手がける。02年、「新仁義なき戦い 謀殺」で劇場映画監督デビューを果たす。東直己のハードボイルド小説「ススキノ探偵シリーズ」を大泉洋主演で映画化した「探偵はBARにいる」(11)は続編の製作が決まった。その他「極道の妻たち 情炎」(05)、「茶々 天涯の貴妃」(08)を監督。