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Salesforce、20万台以上のシステムをCentOSから「RHEL9」へ移行 ITOps変革へ

 米現地時間9月18日、Red Hatは、Salesforceがグローバルにおけるハイブリッドクラウド・インフラストラクチャを「Red Hat Enterprise Linux」で標準化したことを発表した。

 これにより、SalesforceはITオペレーションを効率化するだけでなく、開発者の生産性を向上、カスタマーエクスペリエンス全体にわたるイノベーション促進につながるとして下記の点を挙げている。

  • ARMを含むさまざまなハードウェアおよびソフトウェアアーキテクチャにわたって最適化が施され、Salesforceのエンジニアリングチームは、新たなインフラストラクチャに投資することなく、最新のテクノロジーをより容易に導入できるようになる
  • ハイブリッドクラウド全体でより一貫したイノベーションを推進することにより、場所や規模に関係なく顧客独自のユースケースをサポートする
  • 最新の暗号化およびセキュアコンピューティングイノベーションをサポートしているため、システムセキュリティ対策を向上できる
  • Red Hatのサポートチームによる支援で、Salesforceのエンジニアはより顧客価値の提供に専念できるようになる

 なお、SalesforceはRed HatおよびIBMとの関係を拡大していき、クラウドインフラストラクチャのモダナイズを進めていくとしている。

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