裕福な家庭で両親に溺愛される、負けず嫌いの、おしゃまな8歳の女の子、ローダのお話。
遠足で訪れた池でローダの同級生の男の子が溺死する事故が起こり、動揺する母(ナンシー・ケリー)は、事故を目撃したはずの娘ローダが全くショックを受けていない事に、違和感を覚えるのだった。
8歳のおさげのサイコパス。笑。
母親に問い詰められると、話を逸らしたり、抱きついたり、可愛いことを言って、巧みに逃れる。ローダを演じたパティ・マコーマックの堂々として、無邪気な演技がすごい!唸るよ。これ。
全くその描写はないのに、ものすごい残忍なことが起きてる。しかも8歳の女の子の手で。怖っ!!
「悪い種子(たね)」。凶悪な人間は遺伝する。その事実に気づいた母の行動とは…
時々、演技がクサいところもあるんだけど、元々舞台劇を映画化したらしいので、なるほどと、納得。エンディングも、その名残かな。
そして、ローダが弾くピアノ練習曲「月夜」。小さい頃ピアノを習ったことのある人は多分知ってる、簡単なメロディがずっと出てきて、だんだん狂気を帯びていくのがまだた面白い。
めちゃくちゃ楽しめました!