ゴダールはようやくこの作品で崇高な断片性を持った映画を確立した気がする。
作品内でも「断片こそが本質」である。
と述べてるだけに、ここにはゴダールの独り言が映像言語として記録されている。
そこに…
ゴダールが亡くなった時に、他の人が「私とゴダール」みたいな追悼コメントクリシェが多い中、中原昌也氏が「これでこの人の映画を見なくて済む」と発言していて、さすが!と心の中で拍手喝采を送ったが、ここ最近…
>>続きを読むイメージと言葉がただひたすらに目の前を通り過ぎていった
眠くなったり、別のことを考えたりしながら
たまに、自分の中で目に止まるショット、言葉がある
自分の中でもそれらのイメージがコラージュされて行く…
ゴダールの遺作は絵画+映画+音楽+文章+哲学+死+現実のコラージュ。
戦争は神秘、革命は愚の骨頂とつぶやき、
映像の洪水と手を繋ぐ旅の終わりは希望。
5本の指、手、悪夢、警察、国家犯罪、画家、贖…
© Casa Azul Films - Ecran Noir Productions – 2018