「横浜ドラテン」が開業。赤塚元気氏率いる愛知発DREAM ON、東京進出時から念願だった居酒屋業態、ベーカリーカフェ「flour+water」もほぼ同時オープン！

12年前の東京進出時から念願だった居酒屋業態、満を持して出店！

DREAM ONは愛知発の飲食企業。代表の赤塚元気氏は22歳の時、アミューズメント事業を展開していた父の会社の飲食店をリニューアルし、1999年、愛知・一宮に「笑顔専門店 炙一丁」をオープンしたことから飲食店経営をスタート。それを皮切りに愛知で居酒屋を中心に展開していった。2013年には渋谷に「渋谷道玄坂 DRAEMON」をオープンし東京進出を果たし、「DRAセブン」「DRAエイトマン」などのイタリアンバル業態「ドラ」シリーズを展開するほか、「ESPRESSO D WORKS」や「flour+water」などのカフェ、ハンバーグ店「君のハンバーグを食べたい」やオムライス店「yellow」といった食事業態など、FC含め多彩な店舗展開をしている。今回は「ドラテン」という店名の通り「ドラ」シリーズの第10弾。同社にとって関東圏では初となる居酒屋業態だ。

「12年前に東京進出する際、居酒屋をやるかイタリアンバルをやるかで迷い、当時、トレンドとしてバル業態の勢いがあったのでバルになりました。ですが、和の居酒屋もやりたいという思いはずっとありました」と赤塚氏は話す。

同店の開業のきっかけは、同物件のリーシング担当者がDREAM ONのファンだったこと。横浜駅近くの新築ビル路面の2区画に「ぜひ出店してほしい」と熱烈オファーを受けた。「出店が重なる時期だったため最初は消極的でした。『家賃を安くしてくれるなら…』と大胆な希望家賃を出したところ、2区画ともその希望が通ってしまって。これはやるしかないぞと(笑)」と赤塚氏。一つは、中目黒と虎ノ門ヒルズで展開する人気ベーカリーカフェ業態の「flour+water」に決まった。「おかげさまで既存店はオープン前から行列が途切れない人気をいただいています。データを見てみると、中目黒店は横浜方面から来店している人が多かった。横浜のこの場所ならうまくいく確信がありました」。もう一つはアルコールを主体としたディナー業態にしようと考え、念願だった和をベースにした居酒屋業態に決めた。「当社が東京進出した当時はバル全盛で、その後もそのままバルを中心に展開してきましたが、今は逆に和食や居酒屋業態が強く、今後もその流れは続いていきそうだと感じています。周囲の飲食店仲間も次々に格好いい居酒屋を作っていて、自分も！という気持ちが抑えられなくなりました」と笑う。

横浜駅から徒歩圏内。近隣には多くの飲食店が立ち並ぶ好立地

店舗データ