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Microsoft、コマンドが失敗するときに不足パッケージを提案するPowerShellモジュールを公開
PowerToysユーティリティ「Command Not Found」が独立
2024年5月27日 09:47
米Microsoftは5月21日(現地時間)、PowerShellモジュール「Microsoft.WinGet.CommandNotFound」をリリースした。コマンドを実行できないときに足りないパッケージを提案してくれる「PowerToys」ユーティリティ「Command Not Found」を独立させ、PowerShellモジュール化したものだ。
「CommandNotFound」は「PowerShell」で新たに実装された「IFeedbackProvider」インターフェイス、「PSReadLine 2.2.6」のコマンドライン予測機能、「Windows Package Manager」(winget)のPowerShellモジュールを組み合わせて実装されている。要件をまとめると、以下の通りとなる。
- 「PowerShell 7.4.0-preview.2」およびそれ以降(「IFeedbackProvider」インターフェイスを利用)
- 「PSReadLine 2.2.6」およびそれ以降
- 「Microsoft.WinGet.Client 1.8.1133」以降(サジェストを受け取るために必要)
実験的機能「PSFeedbackProvider」「PSCommandNotFoundSuggestion」を有効化し、「CommandNotFound」モジュールをインストールすれば、ネイティブコマンドが足りないとき、インストールすべき「winget」パッケージがフィードバックプロバイダーを通じて提案される。
Enable-ExperimentalFeature PSFeedbackProvider
Enable-ExperimentalFeature PSCommandNotFoundSuggestion
Install-PSResource -Name Microsoft.WinGet.CommandNotFound
# PowerShellセッションでインポート
Import-Module Microsoft.WinGet.CommandNotFound
ソフトウェア情報
- 「Microsoft.WinGet.CommandNotFound」
- 【著作権者】
- Microsoft
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 11で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.2(24/05/21)