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Microsoft、コマンドが失敗するときに不足パッケージを提案するPowerShellモジュールを公開

PowerToysユーティリティ「Command Not Found」が独立

Microsoft、PowerShellモジュール「Microsoft.WinGet.CommandNotFound」をリリース

 米Microsoftは5月21日(現地時間)、PowerShellモジュール「Microsoft.WinGet.CommandNotFound」をリリースした。コマンドを実行できないときに足りないパッケージを提案してくれる「PowerToys」ユーティリティ「Command Not Found」を独立させ、PowerShellモジュール化したものだ。

 「CommandNotFound」は「PowerShell」で新たに実装された「IFeedbackProvider」インターフェイス、「PSReadLine 2.2.6」のコマンドライン予測機能、「Windows Package Manager」(winget)のPowerShellモジュールを組み合わせて実装されている。要件をまとめると、以下の通りとなる。

 実験的機能「PSFeedbackProvider」「PSCommandNotFoundSuggestion」を有効化し、「CommandNotFound」モジュールをインストールすれば、ネイティブコマンドが足りないとき、インストールすべき「winget」パッケージがフィードバックプロバイダーを通じて提案される。

Enable-ExperimentalFeature PSFeedbackProvider
Enable-ExperimentalFeature PSCommandNotFoundSuggestion

Install-PSResource -Name Microsoft.WinGet.CommandNotFound

# PowerShellセッションでインポート
Import-Module Microsoft.WinGet.CommandNotFound

ソフトウェア情報

「Microsoft.WinGet.CommandNotFound」
【著作権者】
Microsoft
【対応OS】
(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.2(24/05/21)