【ほぼ兵庫】無料で楽しめる動物園?ウォンバット飼育数日本一「五月山動物園」
大阪府池田市にある「五月山動物園」。全国で2番目に小さい動物園らしく、小規模な動物園ではありますが、驚くことに入場料は大人も子供も無料!とってもお財布に優しい動物園です。
日本では珍しい「ウォンバット」という動物が日本で一番多く飼育されており、この動物園のメインともなっています。
神戸から気軽に行けるお出かけスポットをご紹介している当サイトが、大阪の動物園を取り扱って良いのかな?と少し悩みはしたのですが、ふらっと立ち寄ってみたらとても良いところでしたので、ご紹介していきたいと思います。
五月山動物園で出会える動物たち
五月山動物園は兵庫県に隣接する大阪府池田市の端の方にあります。猪名川のすぐそばですので、数百メートル先はもう兵庫県ですね。
神戸でも灘区や東灘区あたりからなら、スムーズに行けば車で50分くらいで着く場所にあります。
さて皆さん、「無料の動物園なんて、うさぎやモルモットみたいな小動物しか居ないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが(正直私もそう思っていました)、侮るなかれ、可愛い動物たちが沢山暮らしていましたので順番にご紹介していきます。
アルパカ
まず入口を入ってすぐ、最初にお出迎えしてくれるのは、かわいいアルパカたち!
しかもなんと2頭もいるんです。
人にも慣れているようで、カメラを向けると可愛い表情を見せてくれました。
こんな小さな動物園にアルパカがいるのか!と最初から驚かされたのですが、実はこのアルパカたちは、引田天功さんが五月山動物園に寄付して下さったみたいです。
細かいことですが、良いなと感じたのがこの傾斜になっている飼育スペース。
平坦な場所より柵が低く感じられ、子どもの目線でも中にいる動物が見やすいです。
ポニー(体験あり)
お次はポニー。土日限定ですが、有料のおやつタイムと引き馬(乗馬)体験があります。
実施日 | 料金 | |
おやつタイム | 土・日曜日 ①11:00~ ②13:00~ ※売り切れ次第終了 |
100円 |
引き馬(乗馬) | 土・日曜日 | 300円 |
なにせ入園料が無料ですので、有料の体験も気軽に参加しやすくていいですね。
エミュー・ワラビー・ひつじ
エミューは五月山動物園の動物の中で、最も人懐っこいと思いました。
大きな体に鋭い目ですが、人間が好きなのか目が合うと近寄ってきます。柵の間から顔を出してくるので、くちばしでつつかれないよう要注意です。
のんびりお食事中のワラビー。
ワラビーたちはマイペースで、終始えさを食べてのんびりしていました。
園内のすみっこで寂しそうにしていた羊たち。
五月山動物園では少し影が薄いのか、いじけたような顔で小屋の中から覗いていました。哀愁が漂います・・・。
園内の自販機では羊・アルパカ・エミュー・ワラビーの共通のおやつが売られていますので、ぜひ羊さんたちにもおすそ分けしてあげてください。
日本に7頭しかいない激レア動物!可愛いウォンバット
五月山動物園の目玉は、5頭のウォンバットたち!
なんと日本に7頭しか飼育されていないウォンバットのうち、5頭がこの五月山動物園にいるそうです!
恐らく五月山動物園を初めて訪れる人は、ウォンバットを見るのもほぼ初めてになるのではないかと思いますが、本当にとっても可愛い生き物です。
ぬいぐるみのように丸いフォルムで、短い足でひょこひょこ歩く姿が可愛すぎたので、良ければ以下の動画もあわせてご覧下さい。
うつ病のウォンバットのニュースが話題ですが、可愛いウォンバットは日本でも見られます。池田市の五月山動物園は神戸からもアクセスしやすく、無料の動物園ですので、ぜひ!#ウォンバット #五月山動物園 pic.twitter.com/5VPWU9Wz6S
— FUN×KOBE (@funkobecom) July 23, 2019
ウォンバットの飼育エリアは透明の板で囲まれていますが、綺麗に掃除されているので中の様子も良く見えます。
割と中央の小屋の中にいることが多いようですが、5頭いるのでしばらく観察していると誰かがひょっこり出てきてくれるはずです。
時間限定のふれあい広場もオススメ
五月山動物園の奥のエリアには、ふれあい広場があります。
こちらは11:00~12:30、13:40~15:00の時間限定でしか入れませんが、無料で小さな動物たちとふれあうことができます。
ふれあい広場にいる動物は、うさぎ・かめ・モルモット・にわとりなど。
本物のうさぎとかめの共演も見られます。
案外カメの気が強く、凄い勢いで歩いてくるので小さいお子さんは注意してください。(カメにぶつかられて、泣いてしまっている子を見かけました)
逆にうさぎは穏やかで、逃げずにたくさん触らせてくれました。
ふれあい広場の上には、空調の効いた展示室があります。少し疲れたらここで展示を見ながら休むのも良いかもしれません。
動物の剥製や骨、蝶の標本などが展示してありました。
やはりここでもウォンバット関連の展示が充実しています。
実際の毛皮を触ることもできますし、空輸に使ったオリや、ウォンバットの重さを再現したぬいぐるみなど、珍しい展示が多数ありました。
売店や公園も有り◎周辺情報
ランチは動物園外の売店で
五月山動物園内に飲食店はありませんが、動物園を出てすぐの場所に案内所と売店がありました。
外に食べるスペースもあり、うどん・そば・カレーなどが500~650円くらいで販売されています。おにぎり130円、ソフトクリーム300円など、気軽に食べられるメニューもあります。
お洒落なランチとはいきませんが、少しお腹が空いたときに食べられるお店があるのは助かりますね。
実はこの五月山動物園、「五月山公園」という大規模な公園の一角にありまして、動物園の隣には遊具の置いてある広場や、広々とした芝生広場もありました。
子どもたちが喜びそうな遊具も沢山設置されていましたので、あわせて簡単にご紹介します。
テーマは忍者!遊具広場
まずはこちら、他では見たことのない和風な「忍にん迷路」。
中には隠しとびらやロープくぐりなど、忍者屋敷風の仕掛けがありました。迷路の壁が結構高いので、130cmくらいの子どもでも意外と迷ってしまっていました。
迷路を無事抜けられると、アスレチック遊具の方へとつながる通路に進むことが出来ます。
この近辺が忍者で有名な土地なのか?はっきりとしたことは分かりませんが、全体的に和風で、忍者をテーマにした雰囲気で統一されています。
高いところに登るような仕掛けもあって、小学校低学年くらいの大きな子どもたちでも、十分に遊び応えがあるなと感じました。
子ども達の好きなローラーすべり台(写真右側)もあります。
ただ、ローラーの方はあまり滑りが良くないので、むしろ小さなお子さんや怖がりな子向けかなと思います。
左側の真っすぐな2基のすべり台は、かなり傾斜もありよく滑るのでスリル満点です!よほど楽しいようで、何度も何度も滑りに行く子供たちの姿が印象的でした。
少し分かりづらい?駐車場と公園へのアクセスを解説
車でアクセスする場合、Yahoo!カーナビアプリで「五月山動物園」を入力すると、違う施設(五月山緑地)を案内されるのでご注意ください。(2019年8月現在)
確実にたどり着くためには、電話番号(0727527082)で検索するのがオススメです。
また、Googleマップアプリで「五月山動物園」のルート検索をすると国道173号線上で到着となりますが、173号沿いに駐車場はありませんので、どこから入ったら良いのか分からず少し迷うと思います。
最寄りの「五月山公園第二駐車場」で検索すると駐車場までスムーズに行くことができますので、最初からこちらを指定しておくと安心です。
五月山公園第二駐車場
住所 | 大阪府池田市綾羽2丁目4 |
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収容台数 | 28台 |
料金 | 最初の1時間300円 以降20分ごとに100円 |
近隣のおすすめスポット
五月山動物園の近くにある「カップヌードルミュージアム大阪池田」では、オリジナルカップヌードル作りが楽しめます。体験は有料ですが入場は無料ですので、ぜひお気軽にお立ち寄りください!
五月山動物園自体は1時間~1時間半ほどのボリュームしかありませんが、隣の五月山公園や、近隣のカップヌードルミュージアムと合わせると、1日楽しめるお出かけプランが立てられるかと思います。連休などは少し遠出して、大阪方面へお出かけしてみてはいかがでしょうか。
五月山動物園の施設情報
住所 | 大阪府池田市綾羽2丁目5-33 五月山公園内 Google マップ |
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電話番号 | 072-752-7082 |
営業時間 | 9:15~16:45 |
定休日 | 毎週火曜日(火曜が祝日の時は、その直近の祝日) |
料金 | 無料 |
最寄り駅 | 阪急「池田」から徒歩約15分、もしくは阪急バスで10分 |
駐車場 | 160台(五月山第1・第2・第3駐車場合計) |
公式HP | http://www.satsukiyamazoo.com/ |
本記事の内容は作成時点の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。