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“修”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おさ25.4%
をさ20.9%
しゅ14.9%
しう10.4%
おさま6.0%
4.5%
しゅう4.5%
おさむ1.5%
おこな1.5%
しゆ1.5%
しゆう1.5%
つと1.5%
なお1.5%
をさま1.5%
1.5%
1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
科挙かきょに応ずることのできるように学問文章をおさめることになっているので、宣揚もしかたなく夫人を家に残して山寺へ往った。
悪僧 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
若い頃から身のをさまらぬおはまを娘はよく知つてゐたのだ、新吉がゐるうちはとにかく、不在であるならば、とおしげは我になく気になつた。
一の酉 (新字旧仮名) / 武田麟太郎(著)
その後いよいよ戦争で勝ち得べきところの秘法をしゅするという順序だと言いますから、一体どういう訳でシナに戦争が起って居るのかという事を
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
午後生田いくたさんが見えた。煙草たばこのいろいろあるのを私と同じ程面白がつて飲んで下すつた。良人をつとの異父兄の大都城だいとじやうさんがしうさんと一緒に来た。
六日間:(日記) (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
重吉はかつて我儘わがままで身のおさまらない年上の女と同棲どうせいした時の経験もあるので、下手したでに出て女をあやなすことにはれている。
ひかげの花 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
我々が天竺てんじくへ行くのはなんのためだ? 善業をして来世に極楽に生まれんがためだろうか? ところで、その極楽ごくらくとはどんなところだろう。
その日東海坊は火伏せの行をしゅうして、火事早い江戸の町人を救うと触れさせ、人家に遠い道灌山を選んで、火行の壇を築かせました。
徒ニ遺産ヲ費シ安然トシテ妻子ヲやしなフ。文子ノイハユル孝ハ妻子ニ衰フモノトハ僕ノ謂歟いいか。多罪。野君久シク病ニ伏シ書ヲ賢兄ニおさむルコト能ハズ。僕ニ属シテねんごろニ謝セシム。頓首とんしゅ死罪。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
臣は今日出家いへでして、陛下きみの為めに功徳のりのことおこなはむとおもふ。天皇ゆるしたまふ。即日そのひ出家してころもたまふ。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
護摩壇ごまだんむかつて、ひげかみおどろに、はりごと逆立さかだち、あばらぼねしろく、いき黒煙くろけむりなかに、夜叉やしや羅刹らせつんで、逆法ぎやくはふしゆする呪詛のろひそう挙動ふるまいにはべくもない、が、われながらぎんなべで、ものを
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
その日東海坊は火伏せの行をしゆうして、火事早い江戸の町人を救ふと觸れさせ、人家に遠い道灌山を選んで、火行のだんきづかせました。
五二百姓おたからつとめてたなつものを出し、工匠等たくみらつとめてこれを助け、商賈あきびとつとめてこれかよはし、おのれおのれが五三なりをさめ家を富まして、みおやを祭り子孫のちはかる外、人たるもの何をかさん。ことわざにもいへり。
じゃアいかえ孫兵衞さん、今たくの何をよこすから、旦那と一緒に自身番まで往って来るから、此方こちらいらっしゃいまし、板ががた付いて居ます、なおそうと存じて居ますが、つい大金が掛りますので
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
むかし、三べう(七六)洞庭どうていひだりにし、(七七)彭蠡はうれいみぎにせしが、徳義とくぎをさまらず、これほろぼせり。
このごろハ蔵一向病もなく、はなはだたしや達者なる事なり。中ニもかんしんなる事ハ、いつかふ一向うちのことをたずねず、だんじ候所ハ、唯天下国家の事のみ。実に盛と云べし。
目今大不幸、官吏皆因、是又天下の不幸——