Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                
“剉”の読み方と例文
読み方割合
きざ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それ故蛇を殺すにはなるべく多くの細片に切りきざめばことごとく継ぎ合うに時が掛かる、その内に日がるから死んでしまうそうじゃ。
隠居した後も、道を行きつつ古草鞋ふるわらじを拾って帰り、水に洗い日にさらして自らきざみ、出入の左官に与えなどした。しかし伊兵衛は卑吝ひりんでは無かった。
細木香以 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
わたしぁ桑摘むぬしきざまんせ、春蚕はるご上簇あがれば二人ふたり着る。
雁坂越 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)