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地虫
ふりがな文庫
“地虫”の読み方と例文
旧字:
地蟲
読み方
割合
じむし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じむし
(逆引き)
その
晩
(
ばん
)
の
月
(
つき
)
は、
明
(
あか
)
るかったのです。そして、
地虫
(
じむし
)
は、さながら、
春
(
はる
)
の
夜
(
よ
)
を
思
(
おも
)
わせるように
哀
(
あわ
)
れっぽい
調子
(
ちょうし
)
で、
唄
(
うた
)
をうたっていました。
冬のちょう
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして、丁度
箪笥
(
たんす
)
の前に立止った時、頭の上から、非常に
幽
(
かす
)
かな
地虫
(
じむし
)
の鳴声でもある様な、物音が聞えて来る様に感じた。
陰獣
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
見込んでお願い申します。寅五郎に
奪
(
と
)
られた土地を親仁に返してやって下さい。親仁は
地虫
(
じむし
)
のようなもので、土がなくちゃ生きて行けない人間です
銭形平次捕物控:121 土への愛着
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
地虫(じむし)の例文をもっと
(4作品)
見る
“地虫(ジムシ)”の解説
ジムシ(地虫)とは、昆虫の幼虫の類型のひとつであり、コガネムシの幼虫などを指す。丸まった不活発な虫である。甲虫類の幼虫に多い。
(出典:Wikipedia)
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
虫
常用漢字
小1
部首:⾍
6画
“地”で始まる語句
地
地面
地方
地上
地獄
地震
地下
地主
地平線
地味
“地虫”のふりがなが多い著者
島崎藤村
江戸川乱歩
野村胡堂
小川未明