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“大層”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たいそう76.7%
たいさう8.3%
てえそう6.7%
ていそう3.3%
たえそ1.7%
えかい1.7%
たえそう1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『まァ、大層たいそうよろこんでること』あいちやんはおもつてほもつゞけました。『をしへて頂戴てうだいな、ね、わたし此處こゝから何方どつちけばいの?』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
わたし、「ちひさな蜜蜂みつばち」の唱歌しようつてたの、けど、みんちがつてたのよ!』とあいちやんは大層たいさうかなしげなこゑこたへました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
一体いってえは花魁に大層てえそうなりをさせては済むわけのものではねえのに、朝飯めえには持上らねえような帯を締めて、大層な装なんぞしては済むめえ
久「あはー……ねぶったいに、まどうもアハー(あくび)むにゃ/\/\、や、こりゃア甲州屋の早四郎か、大層ていそう遅く来たなア」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
そんぢや大層たえそ厄介やつけえけてまねえな、そんぢやこめばかし脊負しよつてつて明日あしたでもまた南瓜たうなすはとりにるとすべえよ、そんぢや
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
大層えかい奇天烈きてれつなあわてかたでしたぜ。
内儀かみさんの厄介やつけえりあんしたつけが、あれもいまぢや大層たえそうえゝ鹽梅あんべいでがしてない、四人目よつたりめやつとそんでもをとこでがすよ、お内儀かみさんにあれたときにやわしもはあしびれえてたんでがしたが
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)