Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                
“女官”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょかん36.4%
にょかん36.4%
じよかん18.2%
ぢよくわん9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
召使めしつかいの女官じょかんたちはおおさわぎをして、あかさんの皇子おうじいて御産屋おうぶやへおれしますと、御殿ごてんの中はきゅう金色こんじきひかりでかっとあかるくなりました。
夢殿 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
おつきの召使めしつかいたちも、さっさと、出ていって、皇帝のことをおしゃべりしていました。女官にょかんたちはといえば、にぎやかなお茶の会を開いていました。
ねて、どうすかしても、しかつてもはうとしませんので、女官じよかん面目めんぼくなさそうに宮中きゆうちゆうかへつてそのことをまをげました。
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)
大昔の支那の王様が細い身体からだを好んだ為に餓死をした女官ぢよくわん達に似寄つた事をする女が二十世紀にもあるとは恐ろしい事である。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)