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“念入”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねんいり53.6%
ねんい39.3%
おもひい3.6%
ねんいれ3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この十九日にゃあ一日仕事を休むんだが、休むについてよ、こう水をあらためて、砥石といしを洗って、ここで一挺念入ねんいりというのがあるのさ
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それからモーひと申上もうしあげてきたいのは、あの願掛がんがけ……つまり念入ねんいりの祈願きがんでございまして、これはたいていひと寝鎮ねしずまった真夜中まよなかのものとかぎってります。
女は身をふるはせてののしるとともに、念入おもひいりてのろふが如き血相をせり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
調しらべ申さんと有ゆゑ主税之助答へてとく念入ねんいれ調しらべらるべしと主税之助主從十人とかぞへてぞ通しける主税之助は越前守の主從を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)