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“損料”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そんれう60.0%
そんりょう40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
損料そんれう出して古着屋から借りるかな、など思うて居る内、燕尾服が無くて困るだろう、少し古いが余計なのが一領ある、貸してあげよう
燕尾服着初めの記 (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
きかすぐおのれが隣家の女房を頼み賣物うりものには花をかざれとやら何分宜敷御頼み申すと髮形かみかたちから化粧迄けしやうまで其頃の風俗につくり立損料そんれう着物ぎものを借請衣裳附いしやうつけまで長庵が拔目ぬけめなく差※をなしお文を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かつらなども本式のを損料そんりょうで借り、芝居の衣裳付や床山が出張してきていて、当日私が本陣である大文字屋へ行ったときには、その庭先に助六、権太、法界坊、お嬢吉三、定九郎など
桜林 (新字新仮名) / 小山清(著)
ライカを一週間借りて損料そんりょう十円——ということにきまった。この店は、敬二がよく使いにゆく店だったので、店でもたいへん便宜べんぎをはかってくれて、十円の損料だけでよいということだった。
○○獣 (新字新仮名) / 海野十三(著)