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“棧敷”のいろいろな読み方と例文
新字:桟敷
読み方割合
さじき88.0%
ざしき4.0%
バルコニー4.0%
ボックス4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家々の棧敷さじきと飾り物、そこへ出入をする老幼男女の飲食宴遊えんゆうの楽しみが主になっているが(日本奇風俗)、それでも翌七日の朝早く
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
今夜も棧敷ざしきからみのるの舞臺を見てゐた義男が一所であつた。
木乃伊の口紅 (旧字旧仮名) / 田村俊子(著)
次のどこかで着物までもぬぐ下準備のような感じだが、もちろんそんなことはなく、そこでやっと議長席と向い合った棧敷バルコニーの傍聴席に落付くことが出来たのであった。
待呆け議会風景 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
棧敷ボックスの内張も暗紅色、幾百の座席も暗紅色。
シナーニ書店のベンチ (新字新仮名) / 宮本百合子(著)