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“毎日”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まいにち94.4%
めえにち2.2%
まいんち1.5%
まいひ0.4%
まいまち0.4%
まえんち0.4%
めいにち0.4%
めえんち0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほんとうに、毎日まいにちはたらいても、つまらないはなしだ。大金持おおがねもちになれはしないし、また、これという安楽あんらくもされない。ばかばかしいことだ。
天下一品 (新字新仮名) / 小川未明(著)
親切に宜くまア毎日めえにち/\来ておくんなさる、有難いことだ、それに付けて重三郎が出たぎりけえらねえと云うのは、道楽でも始めやしねえか、そんな奴ではねえが
「なあにわかんねえよ、おつう毎日まいんちてゝもはなしやねえんだから、らどうせなほつかなんだかわかりやすめえし、らねえな」
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
毎日まいひ毎日馬鈴薯ごしょいも燕麦えんばくばかり
百姓仁平 (新字新仮名) / 今野大力(著)
自分じぶんたちをかわいがってくれた、おじいさんのかおはふたたび、ることはなかったけれど、少年しょうねん毎日まいまちのように、みずなかをのぞいて、をくれたり、あたらしいみずをいれてくれたり
金魚売り (新字新仮名) / 小川未明(著)
えらねえぞ仕事しごとりや毎日まえんちかうだ」勘次かんじ梅干うめぼしすこしづゝらした。辨當べんたうきてから勘次かんじいわしをおつぎへはさんでやつた。さうして自分じぶんでも一くちたべた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
○「からまア毎日めいにち/\降込められて立つことが出来ねえ、江戸子が山の雪を見ると驚いちまうが、飯を喰う時にずうと並んで膳が出ても、誰も碌に口をきかねえな」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
こんねえだ俺ら、新やんで聞いたけんど、工場さ行ぐと、毎日めえんち毎日めえんちぎゅうばっか食わして、衣裳までくれんだって……
禰宜様宮田 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)