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沽
ふりがな文庫
“沽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
う
47.6%
か
28.6%
こ
4.8%
うるお
4.8%
こか
4.8%
ぬ
4.8%
ウ
4.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
う
(逆引き)
蘭軒は此年病の為に困窮に陥つて、蔵書をさへ
沽
(
う
)
らなくてはならぬ程であつた。そこで知友が
胥謀
(
あひはか
)
つて、
頼母子
(
たのもし
)
講様の社を結んで救つた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
沽(う)の例文をもっと
(10作品)
見る
か
(逆引き)
枕山雲如の二人は一日
黎明
(
れいめい
)
に
不忍池
(
しのばずのいけ
)
の
荷花
(
かか
)
を
観
(
み
)
んことを約し、遅く来たものは罰として酒を
沽
(
か
)
う責を負うこととした。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
沽(か)の例文をもっと
(6作品)
見る
こ
(逆引き)
それはそれとして、烏丸は
糧
(
かて
)
の
代
(
しろ
)
に姫を売り
沽
(
こ
)
かし、そうばかりして、食いつないできたといううわさがある。
奥の海
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
沽(こ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
うるお
(逆引き)
といって、袖の中から
剪刀
(
はさみ
)
を出して喉を突いた。
老媼
(
ばあや
)
はびっくりして剪刀をもぎとったが、血は傷口から溢れ出て襟を
沽
(
うるお
)
した。老媼はそれで珊瑚を大成の叔母にあたる王という家へ
伴
(
つ
)
れていった。
珊瑚
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
沽(うるお)の例文をもっと
(1作品)
見る
こか
(逆引き)
戦争の諸道具を
大段
(
おおだん
)
に買いつけ、織田もその敵の毛利にも、そのまた敵の細川にも、一切無差別に売り
沽
(
こか
)
し、相模府中の小田原に南蛮座をつくって
うすゆき抄
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
沽(こか)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぬ
(逆引き)
嗚呼
(
ああ
)
幾年青き
草
(
くさ
)
沽
(
ぬ
)
れて
筑波ねのほとり
(旧字旧仮名)
/
横瀬夜雨
(著)
沽(ぬ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ウ
(逆引き)
「古人
子貢
(
しこう
)
の言葉にもある——ココニ美玉アリ、
匱
(
ヒツ
)
ニオサメテ
蔵
(
カク
)
セリ、
善価
(
ヨキアタイ
)
ヲ求メテ
沽
(
ウ
)
ラン
哉
(
カナ
)
——と」
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
沽(ウ)の例文をもっと
(1作品)
見る
沽
漢検1級
部首:⽔
8画
“沽”を含む語句
太沽
大沽
沽券
沽却
沽売
沽未士
直沽
“沽”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
横瀬夜雨
下村湖人
河上肇
蒲 松齢
正岡容
中島敦
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
有島武郎
久生十蘭