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渡世
ふりがな文庫
“渡世”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とせい
92.5%
くちすぎ
1.9%
しょうべえ
1.9%
たつき
1.9%
なりわい
1.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とせい
(逆引き)
『夜蕎麦売とは、変った
渡世
(
とせい
)
をしているな。おれも、
彼
(
あ
)
の日が、生涯の
岐
(
わか
)
れ道になって、とうとう、つまらない刀鍛冶に成っている』
山浦清麿
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
渡世(とせい)の例文をもっと
(49作品)
見る
くちすぎ
(逆引き)
商売
冥利
(
みょうり
)
、
渡世
(
くちすぎ
)
は出来るもの、
商
(
あきない
)
はするもので、
五布
(
いつの
)
ばかりの
鬱金
(
うこん
)
の風呂敷一枚の店に、
襦袢
(
じゅばん
)
の数々。赤坂だったら
奴
(
やっこ
)
の
肌脱
(
はなぬぎ
)
、四谷じゃ六方を
蹈
(
ふ
)
みそうな、けばけばしい胴、派手な袖。
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
渡世(くちすぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
しょうべえ
(逆引き)
駕「ヘエ何うも、
此様
(
こん
)
な事は、今迄長く
渡世
(
しょうべえ
)
しますが、今夜のような変な駕籠を担いだ事がねえ、行くと思って歩いても
後
(
あと
)
へ
帰
(
けえ
)
る様な心持がするがねえ」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
渡世(しょうべえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
たつき
(逆引き)
実
(
げ
)
にや人倫五常の道に
背
(
そむ
)
きてかへつて世に迎へられ人に敬はるる
卿
(
けい
)
らが
渡世
(
たつき
)
こそ
目出度
(
めでた
)
けれ。かく戯れたまひし人もし深き心ありてのことならんか。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
渡世(たつき)の例文をもっと
(1作品)
見る
なりわい
(逆引き)
警「英語ではない、営業というは其の方の
渡世
(
なりわい
)
商売じゃ」
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
渡世(なりわい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“渡世”の意味
《名詞》
渡世(とせい)
世渡り。
生業。なりわい。
(出典:Wiktionary)
渡
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
“渡世”で始まる語句
渡世人
渡世向
渡世看板
検索の候補
渡世人
何渡世
質渡世
渡世向
油渡世
髪結渡世
金貸渡世
質物渡世
紙屑渡世
穀物渡世
“渡世”のふりがなが多い著者
長谷川伸
谷崎潤一郎
三上於菟吉
壺井栄
三遊亭円朝
吉川英治
作者不詳
福沢諭吉
永井荷風
小山清