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“親子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おやこ82.7%
しんし11.5%
ちかこ3.8%
ふたり1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
糟谷かすや次男じなん芳輔よしすけじょれい親子おやこ四人の家族かぞくであるが、その四人の生活が、いまの糟谷かすやはたらきでは、なかなかほねがおれるのであった。
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
以て此段申上奉り候明日は吉日に付御親子しんし對顏たいがんの御規式ぎしきを御取計ひ仕り候もつと重役ぢうやく伊豆守越前役宅まで參られ天一坊樣へ御元服げんぷく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
宮様は親子ちかこ内親王という。京都にある帝とは異腹はらちがい御兄妹ごきょうだいである。先帝第八の皇女であらせらるるくらいだから、御姉妹も多かった。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
その片棒を私がやって、親子ふたりで寿町の家を出て、入谷いりや田圃を抜けて担いで行く。