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“麁忽”の読み方と例文
読み方割合
そこつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眞實まこととなし斷りたりしは麁忽そこつ千萬此方はげんに見たるといふ證據あらねば其醫師いしやの云しがそにて大藤のむすめに病の氣も有らぬを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
(先晩の麁忽そこつは、不残のこらず手前でございます。愛吉さんは宵から寝ていて何にも知りやしねえもんですから、申訳のために手前が身体からだ退きます。)
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
秀郷が、竜宮から得た巻絹や俵米は尽きなんだが、一朝麁忽そこつな扱いしてから出やんだちゅう談に似た事も、諸邦に多い。