アカツキの決算説明資料より…3Q(10~12月)ゲーム事業は『レスレリ』離脱や『ハチナイ』終了などで大幅減収 新作費用も響きセグメント損益は16億円の赤字に
アカツキ<3932>は、2月19日、2025年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表した。今回はその決算説明資料の中から同社の第3四半期期間(10~12月)の状況を見てみたい。
同社の第3四半期期間は、売上高が前年同期比30%減の36億7800万円となり、営業損益は前年同期比の4億1900万円の営業赤字から15億7100万円の営業赤字に赤字幅が大きく膨らんだ。
コミック事業とIPソリューション事業は増収増益となったものの、主力のゲーム事業において、コーエーテクモゲームスとの共同タイトル『レスレリアーナのアトリエ ~忘れられた錬金術と極夜の解放者~』の開発・運営から2024年8月31日より離脱したことに加え、『八月のシンデレラナイン』のサービスを2024年12月17日に終了するなどポートフォリオの見直しを行ったことで売上高が大きく減少した。
さらに新作『TRIBE NINE』のリリース日が2月20日に決定するなど、そのリリースに向けた開発が佳境に入ったことで開発費用も大きく増加した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アカツキ
- 設立
- 2010年6月
- 代表者
- 代表取締役CEO 香田 哲朗
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高239億7200万円、営業利益26億7600万円、経常利益28億3400万円、最終利益12億8800万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3932