Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                
2024.12.20

大谷翔平が頻繁に話す言葉があった…アメリカ最大の日刊紙が映した「ほんとうの魅力」

前人未到の50-50(50本塁打、50盗塁)、ワールドチャンピオン、3度目のMVPを成し遂げた米大リーグ(MLB)・ドジャースの大谷翔平選手。

その大谷選手の取材にエンゼルスへの移籍前から熱心に取り組み、地元紙ならではの肉薄した視点で精緻に報道し続けてきたのが、アメリカ最大の日刊紙・Los Angeles Times(ロサンゼルス・タイムズ)。

L.A. TIMESがドジャース移籍後の大谷選手で注目したのが、SNSでの発信。大谷がチームメイトとともに発信する親しみやすい動画によって、彼が国を超えてスターになっていると論じた。

100点を超える写真と13万字以上の詳述で大谷の全足跡を記した「L.A. TIMES」公式独占本『OHTANI’S JOURNEY 大谷翔平 世界一への全軌跡』(L.A Times編/児島修訳、サンマーク出版刊)。12月24日の日本発売を前に、本書からその一部をお届けする。

トラウトとの再会「普通です」

(ディラン・ヘルナンデス 2024年3月12日)

大谷翔平は、マイク・トラウトとの再会について詳しくは語らなかった。

「普通です」彼はドジャースの春季キャンプ場での、元チームメイトたちとの再会について日本語でそう語った。

トラウトや他のエンゼルスの選手たちが、大谷がドジャースと結んだ10年7億ドルの契約を祝福してくれた。トラウトとは、お互いの家族のことを尋ね合った。それだけだ。

WILFREDO LEE/AP通信『OHTANI`S JOURNEY』

だが、実際は「それだけ」ではなかった。そのときの実際の様子が、エンゼルスのインスタグラム・アカウントの動画で明らかになった。

動画では、バッグを肩にかけたトラウトが、笑顔で大谷に向かって歩く様子が映っている。

「相棒!」トラウトは呼びかける。

大谷とトラウトが右手で固く握手し、引き寄せ合って抱擁する。そのまま1分ほど笑顔で談笑し、その後お決まりの写真撮影に応じた。

SPONSORED