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2025.01.22
# 社会 # 経済

「持ち家」が正解、年収は200万円台…多くの日本人が知らない「定年後、本当の実態」

年収は300万円以下、本当に稼ぐべきは月10万円、50代で仕事の意義を見失う、60代管理職はごく少数、70歳男性の就業率は45%――。

ほんとうの日本経済』が発売たちまち5万部突破と話題になっている坂本貴志氏によるベストセラー『ほんとうの定年後』では、多数の統計データや事例から知られざる「定年後の実態」を明らかにしている。

(*本記事は坂本貴志『ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う』から抜粋・再編集したものです)

定年後をどう生きるか?

近年、高年齢者の労働参加が急速に進んでいる。

総務省「国勢調査」によれば、2020年における70歳男性の就業率は45.7%とすでに半数近くの70歳男性は働き続けるという選択を行っている。

女性の高年齢者に関しても、ここ10年ほどで労働参加が急拡大している。

少子高齢化で生産年齢人口が減少するなかで、高年齢者の労働参加に対する社会的な期待は年々高まっている。

近い将来、定年後も働き続けることはますます「当たり前」になっていくだろう。

こうしたなか、定年後の働き方について、どれだけの人がその実態を知っているだろうか。

世の中の定年後の就業者がどのような仕事をしていて、そこでどういった働き方をしているか。

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