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2022.05.27

チャイナタウンが誕生か…?ここにきて中国人が京都の「ホテル」「旅館」を買い占めているワケ

週刊現代 プロフィール

もう一つは静岡茶、狭山茶と並んで日本三大茶と称される宇治茶の産地、宇治地域。中国人の狙いは茶そのものだ。前出の王氏が語る。

「お茶といえば、中国でも日本と同じく緑茶が定番。特に宇治茶や八女茶は中国の富裕層に需要が高まっています。宇治の茶畑を買収して、経営に乗り出す人物が出てもおかしくありません」

 

今年5月11日には宇治茶の主産地である和束町の茶畑で、日中国交正常化50周年記念植樹なる催しも行われている。これも中国人の宇治茶に対する関心の高さの表れなのだろうか。

コロナ禍が完全に明けた際、京都全体はすっかりチャイナタウンに。そんな驚くべき未来があり得るかもしれない。

『週刊現代』2022年5月28日号より

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