なんて潔い春巻き！「新玉ねぎ+カレー粉」を皮で包んで揚げるだけ｜キッチンにひと工夫

料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。

今回は、旬の「新玉ねぎ」を使った春巻きのレシピをご紹介します。

新玉ねぎの甘さと柔らかさが引き立つ！

野菜コーナーには続々と春を感じる野菜たちが並びはじめましたね。

今回使ったのは、春野菜の代表格「新玉ねぎ」。火を通すと甘みが引き立ち、とろ〜りとした新玉ねぎならではの食感が楽しめます。

その新玉ねぎを春巻きの皮で甘さをギュッと閉じ込めて、さくっと仕上げました。

材料はいたってシンプル。揚げたてのアツアツに塩をつけていただきます。

新玉ねぎの春巻き

今回のようにシンプルに素材だけを巻く場合は、春巻きの皮はミニサイズがおすすめ。

小ぶりだからおつまみやお弁当にもちょうどいいサイズで、揚げ時間も短くてすみます。

＜材料（ミニサイズの春巻きの皮7枚分）＞

・新玉ねぎ…1個
・春巻きの皮（ミニサイズ）…7枚
・カレー粉…春巻き1個あたり2つまみ（小さじ1ぐらい）
・塩…適量
・揚げ油…適量

＜つくり方＞

1. 新玉ねぎをスライスする。

2. 1を春巻きの皮の中央にのせて、カレー粉をふりかける。

3. 春巻きの皮を巻く。できるだけ空気を抜いてキュッと巻いたら、皮の端に水をつけて留める。

4. フライパンに1センチほどの油を入れ、春巻きの巻き終わりを下にして揚げる。ひっくり返して両面がきつね色になるまで揚げる。

5. 好みで塩を少しつけて召し上がれ。

＜ポイント＞

調味はカレー粉のみ。使ったのはこちらです。S&Bの通称「赤缶」ですね。

このクラシックなカレー粉はいろんなスパイスのブレンド具合が本当に優秀だと思います。

風味のアクセントになり、素材の甘さや旨みも引き出してくれますよ。

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