Apple社員が「未発表のiPhone」をまたしてもバーで紛失したと報じられる

当時未発表で謎のベールに包まれていたiPhone 4がバーに置き忘れられ、発表前であるにもかかわらず外観や機能などが白日の下に晒されてしまったことを覚えている人は多いと思われますが、またしても未発表のiPhoneをApple社員がバーで紛失したという驚きの報道が行われました。

Apple loses another unreleased iPhone (exclusive) | Apple - CNET News

アメリカの大手IT系ニュースサイト「CNET」がスクープ扱いで報じたところによると、Appleの社員がサンフランシスコにある「Cava22」というバー併設のレストランで、未発表のiPhoneを紛失したことが関係者によって明かされたそうです。

昨年紛失されたiPhone 4のプロトタイプは5000ドル（約38万円）でメディアへと売り渡されましたが、今回紛失したとされる未発表iPhoneはコミュニティサイト「Craigslist」を通じてわずか200ドル（約1万5000円）で販売された可能性があるとのこと。

残念ながら現時点で当該モデルのスペックやインストールされているiOSのバージョンなどの詳細は判明しておらず、AppleおよびCraigslistはCNETに対してコメントを拒否しており、サンフランシスコ警察の広報担当者も未発表iPhoneの紛失届は出ていないと回答。

しかし関係者はAppleが紛失された未発表iPhoneの位置をトレースし、ある独身男性の家にあることを突き止めましたが、警察が家宅捜索を行っても見つからなかったことを明かしています。

次期モデル「iPhone 5」は9月末に発表され、10月に発売されるのではないかと報じられている昨今ですが、紛失したとされるiPhoneは「iPhone 5」だったのか、それとももっと先に登場する予定のモデルであったのかが気になるところ。そして前回のような流出劇が再び繰り返されるのかどうかについても注目が集まりそうです。