一瞬でスタンバイから復帰できるかどうか「Acer Aspire S3」ムービーレビュー
12月16日に発売されたAcerのウルトラブック「Aspire S3-951-F74U」をぺたぺた触ってみたわけですが、今度はその特徴であるスタンバイからの瞬間復帰などを試してみます。公式サイトでは「パソコンから待ち時間をなくしました」とまで書かれていますが、本当にそこまで高速なのでしょうか。
起動状態の「Aspire S3」。
デフォルト設定はカバーを閉じたときにスリープ状態になるようになっています。
ということで、ぱたんとカバーを閉じ、スタンバイになったことを確認してカバーを開ける、という作業を試してみました。
Acerのウルトラブック「Aspire S3」スタンバイ→高速復帰 - YouTube
カバーを開けたらすでに復帰しているため「スタンバイになってないんじゃないか?」と思えますが、アクセスランプに注目すると青点灯(電源オン)から消灯(スタンバイ)になり、カバーを開けたらその瞬間に再び青点灯になっているのがわかります。下記ムービーはアクセスランプにズームしてみたもの。
Acerのウルトラブック「Aspire S3」スタンバイ→高速復帰(アクセスランプ) - YouTube
ちなみに、こういった通常のスタンバイからの復帰だけではなくディープスリープモードからも復帰が早く、スタンバイ状態での電池の持ちもかなりいいそうです。
これがディープスリープ設定。通常は480分でディープスリープに入りますが、早くディープスリープ入りさせたい(バッテリーを長持ちさせたい)時は120分に設定できます。
何もソフトを入れていないデフォルト状態で空き容量は198GB。
スタートメニューから確認できるプリインストールソフトはこんなラインナップ。
また、コントロールパネルの「プログラムのアンインストール」はこんな感じ。
デフォルトで入っているAcerの壁紙はいずれもAspire S3の薄さを強調したスタイリッシュなもの。
しかし、実際に使うとなるとちょっと気になる点も。まずはUSBポートと電源ケーブルが接続する方向によっては干渉してしまうという点。
ポートが背面にまとめられていて見た目はスッキリしているだけに、ちょっと残念。
そして、やはり触っていて気になるのはACアダプタとケーブル。
電源ケーブルの本体側がL字になっているのは使いやすくてOK。ただ、前述の干渉には気をつける必要があります。
アダプタ本体はケーブルもコンパクトにまとめられて、及第点。
しかしこのケーブルは太くて曲がりにくく、モバイル性を著しく損なっています。
外観がばっちりキマっていて、Core i7とSSD搭載で実売価格12万円台というのは数年前にはとても考えられなかったこと。それだけに、ACアダプタが持ち運びやすければ言うことはありませんでした……。
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