Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                
レビュー

4年ぶりにプリンターを買い替えるとどれくらい快適に印刷可能になるか?「PIXUS MG6330」を買って試してみた


編集部で使用していたプリンターの紙送りが正常に機能しなくなってしまったため、インクの交換がラクで大容量のカートリッジの使用もできるというキヤノンの「PIXUS MG6330(直販価格税込み3万0980円)」に買い替えることにしました。

パッケージは以下の通り。


12.1インチディスプレイを備えた「Let's note SX2」と大きさを比較するとこんな感じ。


パカッ。


内容物は取り扱い説明書やインク、電源コードに本体などです。


本体サイズは横466×縦369×厚さ148mmで、重量は約8.4kg。計6656のノズルを備え、印刷解像度は横9600×縦2400dpi。A4、A5、B5、レター、リーガル、洋形封筒4号/6号、長形封筒4 3号/4号、はがき、郵便往復はがきサイズの用紙が印刷可能で、コピー時の消費電力は約19Wです。


正面。


側面。


背面。


底面。


上部には解像度2400×4800dpiのスキャナーを搭載。


前面にある排紙口を開くとこんな感じ。


コンパクトフラッシュ、SDカード、メモリースティック、マルチメディアカード対応のスロット付き。


前面には2段の給紙トレーがあり、上が厚紙やハガキ用(40枚)、下が普通紙用(125枚)となっています。


紙が詰まった際に開ける背面のパネルは以下の通り。


インク交換は前面のパネルを開けて行います。


インクカートリッジの取り付け場所はこんな感じ。


今回は専用大容量カートリッジ「インクタンク BCI-351XL(BK/C/M/Y)+BCI-350XL マルチパック(大容量)(税込み5200円前後)」を購入。


中身はこんな感じ。


◆インクカートリッジの取り付け

というわけで、早速インクカートリッジを取り付けてみます。


カートリッジのカバーを外して……


本体の取り付け場所にパチンとはめればOK。カートリッジと取り付け場所のラベルの色が合わせてあるので間違った場所にはめてしまうことがないのが便利。


約10秒で取り付けが完了する様子を納めたムービーは以下で見られます。

キヤノン「PIXUS MG6330」のインクカートリッジを取り付けてみた - YouTube


全色を取り付け終わるとこんな感じ。


以下のムービーにあるように編集部にあった「PIXUS MP620(2008年の10月上旬発売モデル)」でも同じくインクカートリッジの取り付けをしてみたところ、上部のパーツを大きく開けて手を奥まで突っ込まなければならなかったので、「PIXUS MG6330」ではその辺りが改善されていることが良く分かります。

「PIXUS MP620」にインクカートリッジを取り付けてみた - YouTube


初期設定やクリーニングなどを行って使用可能状態にした後のインクの残量は以下の通りで、特に異常な減り方をしている、ということはありませんでした。


◆印刷速度をチェック

USBでノートPCと接続して、印刷速度をチェックしてみましょう。


全て初期設定のままで、【PDF】PIXUS MG6330 かんたんスタートガイド(カラー4枚)を印刷してみたところ、約1分35秒で完了しました。

「PIXUS MG6330」の印刷速度をチェック - YouTube


なお、設定は以下の通りで標準のままで印刷を行っています。


もともと編集部にあった「PIXUS MP620」を使用して同じデータを印刷したところ所要時間は約2分17秒だったので、「PIXUS MG6330」ではおおむね40秒ほど印刷時間が短縮されていることがわかりました。なお、「PIXUS MP620」は前面の給紙トレーの紙送りが正常に作動していないため、背面給紙を行っているので完全な同条件下での比較ではありません。

「PIXUS MP620」印刷速度をチェック - YouTube


こちらの場合も背面から給紙している以外は全てデフォルトままの設定です。


また、A4で1枚のモノクロ文章を印刷するのにどれぐらいかかるか、ネットで無料で公開されている「カーネル・サンダースの手記日本語版」の中の23ページ目(書籍のページ数は42、43)を印刷してみることにしました。


実際にストップウォッチで計測、10回印刷して1番遅いときと1番高速だった時を除いて8回の平均数値を出して比較してみた結果は以下の通りです。

◆PIXUS MG6330:平均約12.18秒
(12.2秒、12.3秒、12.1秒、12.1秒、12.2秒、12.0秒、12.1秒、12.5秒、12.1秒、12.3秒)

◆PIXUS MP620:平均約12.5秒
(13.1秒、12.7秒、12:1秒、12.4秒、12.5秒、12.3秒、12.5秒、12.2秒、12:6秒、12:8秒)

というわけで、今回約4年ぶりにプリンターの買い替えを行ってみた結果としては、カラー印刷では印刷速度が向上していることがわかりましたが、モノクロ1枚ではそれほど大きな差は見られませんでした。なお、普通紙に文章などを印刷した際の画質に関しては肉眼でパッとみて分かるほど劇的な違いはなかったので、カラー印刷を少しでも高速に行いたい!という人であれば買い換えても良さそうです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
ものすごく小さくてスマートフォンから使えるプリンター「Little Printer」 - GIGAZINE

iPhone 4がインスタントカメラに、プリンターが付いたiPhone 4ケース「Sophie」 - GIGAZINE

DELL、インクカートリッジ不要の携帯できるプリンタ「Wasabi PZ310」を発売 - GIGAZINE

スピード違反取り締まり用のプリンターなどが装備されている白バイの秘密 - GIGAZINE

インクは血よりも高い、プリンターのインクカートリッジがどれだけ高価なのかが一目で分かるグラフ - GIGAZINE

in レビュー,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.