3Dペイントでまるで生きてるような水中生物を創るアーティスト
アクリル絵の具で作られたリアルな水中生物のアートを、シンガポール人アーティストのKeng Lyeさんが作成しています。
kenglye on deviantART
http://kenglye.deviantart.com/
◆01:Ranchu
水の中に入った金魚。ウロコが非常にリアルです。
◆02:terrapin
ミドリ亀。甲羅の柄が精巧に描かれています。
◆03:Alive-without-breath4
お椀に入った金魚。体を曲げており、動いているかのようです。
◆04:Twitching-Don-t-Eat-It
小えび。触角もリアルに創られています。
◆05:fighting-fish
鮮やかな青いベタ。尾ひれがとても精巧。
◆06:Work-in-pogress
鮮やかな色のミドリ亀。
◆07:Goldfish
黄色い尾ひれの金魚。
◆08:Alive-without-breath9
黒い金魚。こちらはデメキンのように目が大きめ。
◆09:Alive-without-breath11
たくさんの赤い金魚が箱に入っています。
◆10:Please-don-t-eat-me
タコ。滑った感じも表現されています。
◆11:Work-in-progress
制作にはアクリルの絵の具を使い、非常にリアルに金魚の群れが創られています。
赤色や橙色……
黄色や緑色も混ぜているようです。
Lyeさんは「私の2012年の作品は平面で、奥行きは違った作品を出す例証として、アクリルと樹脂の層を重ねて作りました。今年はたこから製作を始めたんですがこれは純粋に実験でした。私は今この技術の次元を上げられるよう努力しています。樹脂上にアクリル絵の具を塗った後に、金魚とタコのための小さな小石に3Dの要素を組み入れました。亀の製作の際、甲羅には卵の殻を使い、アクリルで塗って仕上げています。この作品のコンセプトはどの角度から見ても精巧に見えるように作品に3D効果を与えていることです。私はまだこの作品の制作について試してみたい多くの技術があります。」と意欲的に語っています。
ちなみにこの技法は美術作家の深堀隆介さんが2002年に生み出したもので、Lyeさんは深堀さんの影響を受けて作品群を作り出しています。
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