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Apple製スマートウォッチ「Apple Watch」で知っておくべき11のこと


Apple初のスマートウォッチ「Apple Watch」向けのアプリを開発するためのツールキット、「WatchKit」が公開されました。このWatchKitを読み解いて明らかになったApple Watchの11の特徴をThe Vergeがピックアップしてくれています。

WatchKit - Apple Developer
https://developer.apple.com/watchkit/

11 things we just learned about how the Apple Watch works | The Verge
http://www.theverge.com/2014/11/18/7243085/most-important-apple-watchkit-discoveries

◆01:ほとんど常にiPhoneと一緒に使う必要アリ
Appleが言うところによれば、Apple Watch用アプリはiOSアプリの拡張です。Appleは、「着用者がApple Watch用のアプリを使用すると、Apple WatchとiPhoneはデータをやり取りします。つまり、例えばApple Watchを使ってメッセージを読めば、WatchKitにあるような拡張コードによりApple Watch用アプリがiPhoneを探し、データをやり取りすることになるというわけです」と説明しており、Apple Watch用アプリはほとんどの場合iPhoneとペアリングしながら使用される、ということが明らかになっています。


◆02:ネイティブアプリは2015年から開発可能
プレスリリースによれば、来年の終わりから開発者は完全なApple Watch用ネイティブアプリの開発が行えるようになるとのこと。

◆03:Apple WatchもRetinaディスプレイ搭載
Apple Watchには38mmと42mmという2つのサイズが存在しますが、38mmサイズの解像度は縦340×横272、42mmサイズは縦390×横312になります。画面は縦横比が5:4で、それぞれ302ppiと291ppiという画素密度なので、Retinaディスプレイ搭載です。


◆04:Apple Watchのサイズは増えるかもしれない
Appleによれば、「WatchKitでは、オブジェクトが自動で画面の左上から下方向に流れていき、利用可能なスペースを埋めていくようになっている」とのこと。これは、レスポンシブデザインが採用されたウェブサイトと同様、さまざまな画面サイズでも問題なく動作するということを意味するので、38mmサイズ・42mmサイズのあとに他のサイズのApple Watchが出る可能性があるのかも。


◆05:Apple Watchの通知には2つのタイプが存在する
通知方法のひとつ「Short Look」は、手首をあげた際にだけ短時間通知を表示する、というもの。表示されるのはアプリアイコンやアプリ名、その他の簡潔な情報のみです。

もうひとつの「Long Look」は、長い情報を読み取るための通知で、より多くの情報が見られ、カスタマイズも可能です。「Long Look」ではアプリアイコンやアプリ名が画面上部に移動し、Apple Watch着用者は画面をスクロールしてより多くの情報が得られます。さらに、「Long Look」では「返信」や「お気に入り」などの簡単なアクションも可能になるわけです。


◆06:「ちらっと見る」の存在
アプリ自体と通知に加え、デベロッパーはApple Watchをちらっと見るだけでも情報が得られる「Glance(ちらっと見る)」も作成可能です。「Glance」はスクリーン上に収まる必要があり、読み出し専用で「時間」「天気」「タスク」などさまざまなものをセットできます。なお、これをタップすれば対応したアプリが起動します。


◆07:カスタムジェスチャーはなし
垂直方向のスワイプは画面のスクロール、水平方向のスワイプはページの切り替え、タップは選択、強くタップするとコンテキストメニューが開き、竜頭を回すとページをより速くスクロールできます。さらに、エッジ部分を左方向にスワイプするとひとつ前の画面に戻ったり画面上部に戻ったりが可能で、エッジ部分を上方向にスワイプすると「Glance」が起動します。これらの操作は固定で、ジェスチャーを自分でカスタムすることはできません。

◆08:強くタップする
Apple Watchでは強く画面をタップすることで、4つのメニューが表示される簡単なメニューが開きます。これは「AirPlay」のような画面だそうです。

◆09:マップは静的で、インタラクティブには動作しない
WatchKitに内蔵されたマップアプリ作成のツールキットでは、Apple Watch着用者の位置情報などを使ってインタラクティブに動作するマップアプリは作成できない模様。マップアプリでは赤・緑・紫のピンもしくはカスタムイメージを使用できますが、マップ画面をスクロールすることはできないように設定されています。なお、Apple Watch上のマップアプリをタップすればiPhoneのマップアプリが起動します。


◆10:写真はiPhoneから取得、ムービーは非対応
Apple Watch用写真閲覧アプリでは20MBまでのキャッシュが使用でき、Apple Watchに表示できる写真は全てWatchKit拡張でiPhoneから取得することになります。Apple Watchでは、静止画像を使ってGIFアニメーションを作成することもできるのですが、ムービーには一切対応していません。


◆11:新しいフォント
新しいフォントの名前は「San Francisco」で、Apple推奨のフォントです。

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in モバイル,   ソフトウェア,   ハードウェア, Posted by logu_ii

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